第92回より(『虎に翼』/(c)NHK)

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現在放送中の伊藤沙莉さん主演・連続テレビ小説『虎に翼』(NHK総合/毎週月曜〜土曜8時ほか)。

9月13日放送120回の最後に、第25週「女の知恵は後へまわる?」の予告が放送され、話題になっています。

*以下第120回のネタバレと次週予告の内容を含みます。

<第120回>

不起訴処分となった薫(池田朱那さん)は、その出自を自分に隠してきた母・香淑(ハ・ヨンスさん)に怒り、距離を置いていたが大学には真面目に通うようになっていた。

病が進行した多岐川(滝藤賢一さん)の元に小橋(名村辰さん)、稲垣(松川尚瑠輝さん)ら懐かしい顔ぶれが集まる。

厳罰化に反対する多岐川は最後の力を振り絞り、桂場(松山ケンイチさん)の元に少年法改正に反対する意見書を届けようとする。

<予告>

桂場のいる最高裁長官の執務室のドアを開けて中に入る寅子。

誰かとにらみ合う桂場。

複雑な表情で桂場をじっと見る星航一。

その背景に「踏みいられないために、長官として巌(いわお)となったんじゃないんですか!」との寅子の声と、「なに!」と怒気を含んで反応する桂場の声が流れる。

手首を確認する寅子

場面が変わり、星家。

轟、よね、寅子、ヒャンスク、梅子らが集まり祝杯を挙げる。

その輪のなかには桜川涼子(桜井ユキさん)と村沢玉(羽瀬川なぎさん)の姿。

尊属殺人事件の罪に問われている美位子(石橋菜津美さん)がぎこちない笑顔を見せる。

動揺した様子で音羽綾子のシャツの袖口をめくり、その手首を確認する寅子。

思いあがるな!

「思いあがるな! 立場をわきまえろ!」との桂場の声が流れる。

にこやかに話す工藤頼安(ライアン)。

その前に、今にも泣き崩れそうな表情を見せる星家の長男・朋一。

寅子の「桂場さん」との問いかけに「だまれ!」と振り向きざまに怒鳴る桂場。

顔色を失う寅子

場面はさらに移り、裁判所の廊下へ。

振り向く寅子。

その先に、新潟で「どうして人を殺してはいけないのか」と寅子に問うた美佐江(片岡凜さん)らしき人物が制服姿で現れる。

その人物が笑顔で寅子に何かを伝える。

その言葉を耳にした寅子は顔色を失う。

寅子が桂場の執務室に入ると、そこにはなぜか桂場にひざまくらをされる夫・航一の姿がーー。

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朝ドラ通算110作目となる『虎に翼』は、昭和の法曹界を舞台に、激動の時代を描いたリーガル・エンターテインメント。

日本初の女性弁護士で後に裁判官となった三淵嘉子(みぶち・よしこ)さんがモデルで、仲野太賀さんや石田ゆり子さん、松山ケンイチさんらが出演。

尾野真千子さんが語りを、脚本は吉田恵里香さんが担当。主題歌『さよーならまたいつか!』は米津玄師さんが手掛けています。