2点目を決めた日本代表・上田綺世【写真:ロイター】

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失点重ねたバーレーンの現地サポーターがあきらめムード

 森保一監督が率いる日本代表は、現地時間9月10日に敵地バーレーン・ナショナル・スタジアム(リファー)で行われた2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第2戦でバーレーンと対戦した。

 後半に日本の3点目が決まると、一斉にバーレーンサポーターが帰宅し始め、満員だった会場は、一瞬にして空席が目立つようになった。

 試合は前半37分、日本は右からMF鎌田大地がスルーパスに抜け出しクロスでハンドを誘ってPKを獲得。FW上田綺世がきっちり決めて先制すると、後半2分には再び上田が決め、同16分には背負った状態の上田とMF守田英正がワンツーで抜け出して冷静に3点目を奪った。

 この日の試合はバーレーンサポーターは入場無料でスタンドはほぼ満席に。試合開始直後から異様な音楽と太鼓の音とともに大声援を送っていたが、後半早々の3失点目に意気消沈。一斉に帰宅を始めて、満席だったスタンドに空席が目立つようになり、夜風がスタンドを抜けるようになった。その後、さらに日本は守田のこの日2ゴール目で加点して、4-0とリードを広げた。(FOOTBALL ZONE編集部)