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創刊以来、《女性の生き方研究》を積み重ねてきた『婦人公論』。この連載では、読者のみなさんへのアンケートを通して、今を生きる女性たちの本音にせまります。今回は、家事に関するアンケート。掃除、洗濯、炊事から名もなき家事まで、日々どのようにこなしているのでしょうか――。

【グラフ】終活始めたいと思っている?〈女性の終活アンケート〉

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【回答者数】288人 【平均年齢】62.8歳
【回答者の内訳】20代以下…9人/30代…18人/40代…20人/50代…49人/60代…95人/70代…60人/80代…31人/90代…4人/不明…2人

Q. 家事に費やす時間は平均して1日にどれくらい? またその時間は長いと思いますか、短いと思いますか?


●1日に家事に費やす時間(グラフを拡大)

家事時間が最も長い人は14時間、短い人は10分と大きな開きがありました。

3〜4時間という回答が最も多く、「長い」と感じている人と、「短い」と感じている人の人数がが拮抗しています。

7時間以上という回答者の中には、家事について「面倒以外の何ものでもない」と捉える人から、「する人がいないので、仕方なくしていること」「楽しむことができれば最高の娯楽」と捉える人までさまざま。


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Q. 今あなたが担っている家事で頻度が高いのは?(複数回答可)


●家事の種類と頻度(図を拡大)

私にとってはコレも家事です!

お弁当作り/近所に住む義母との連絡/お中元、お歳暮、お礼の手紙、冠婚葬祭など、親戚や近所付き合いすべて/ゴミ収集所の掃除/除雪/夫の散髪/布団の交換・カバーかけ/家族のイベント係(クリスマス会、誕生日会などの用意)/両親の介護/猫の世話/町内会の役員(夫の代わりにしている)/孫の相手をする/山菜取り/野菜作り/ベランダの修理/電球の取り替え、取り外し/必要書類の作成、手続き/晴れた日は布団を干す/夫の介護(着替え、おむつ交換)/洋服のリフォーム など

大正時代の家事観は…?<あなたにとって家事とは?・2>へつづく