アンヌ遙香(C)日刊ゲンダイ

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《私事で恐縮ですが、この度婚姻関係を解消する運びとなりました》

故・川田亜子さんトラブル判明した「謎の最期」から16年…TBS安住紳一郎アナが“あの曲”を再び

 8月31日に自身のインスタグラムで離婚を発表したのが、現在、フリーアナ、美容家、アロマセラピストとして活動している、元TBSアナウンサーのアンヌ遙香(38)。

 “アンヌ遙香”と言われてピンと来る人は少ないだろうが、TBS時代は小林悠の名前で活動し、将来が期待された存在だった。ところが、16年、キャスター就任が決まっていた看板報道番組「NEWS23」の放送開始1カ月前に、健康上の理由から突然降板を発表し、TBSを電撃退社している。

 その後、病気療養中を支えていた会社社長と結婚。お相手は、1億円以上もする高級外車「マイバッハ」を所有していたため、セレブ婚と騒がれた。それ以来、今年3月まで8年もの間メディアに姿を見せていなかったため、幸せな結婚生活を送っていると思われたが……。
 
 アンヌは大学時代からタレント、フリーアナとして活動。2010年4月、TBSに入社し、1年目から「みのもんたの朝ズバ!」に出演。その後、「報道特集」「Nスタ」のほか、TBSラジオ「たまむすび」などの人気番組を担当している。
 
「日米ハーフの派手な顔立ちと長身で局きっての美人アナでしたが、その反面、院卒のインテリでそのギャップがたまらないという声が女子アナフリークから聞かれました。特にたまむすびでのいきいきとしたトークにファンが多かったのを記憶しています。『NEWS23』のキャスター就任は本人にとってチャンスでしたが、病によって泣く泣く断念したと言います」(芸能ライター)
 
 アンヌは離婚について、時間をかけて話し合いを重ねて合意に至ったとし、「これまでの日々は、全てがかけがえのないものであり、深い感謝の気持ちしかありません」と円満離婚を強調している。

 だが、アンヌを知る関係者はこう話す。

■故郷・北海道への移住が転機に
 
「今年3月、彼女が約8年ぶりにメディアに登場したのがお悩み相談アプリ『フローラ』のローンチ発表会で、このアプリは彼女の夫が社長が務める会社が運営し、自身も経営陣の一人ということで夫婦関係は順調だと思われていました。しかし、それから半年近くたってから離婚を発表しているように、実際はそうではなかったといいます」

 アプリのローンチ発表とほぼ同時期に、文春オンラインにアンヌのインタビューが掲載されている。
 
《今、夫と大型犬のリリーちゃんと3人暮らし。365日、朝晩にリリーちゃんの散歩をする毎日で、近所では『リリーちゃんのママ』として知られています。アナウンサーの過去を知っている人はいないんですよ》

 その中で、TBSを電撃退社した理由や第二の人生のほか、自身の生活にについてこう話しているが……。

「彼女は離婚を決断するまで、夫の言動に苦しんでいたという噂が漏れ伝わっていました。彼女は旦那さんから愛されてはいたようですが、機嫌が悪いと家に入れてもらえなかったり、自分の仕事について否定されたりすることがあったようです。しかし、生活の先行きや将来の心配から、直前までなかなか離婚を決断できなかったそうです」(前出・アンヌの関係者)

 転機となったのが、故郷・北海道への移住決断だったという。
 
《TBS時代は小林悠はるか名義でお仕事をさせていただいておりましたが、アンヌ遙香として、大好きな故郷北海道にてこうしてまた皆様にお目にかかれることに、ワクワクドキドキしております。改めましてどうぞよろしくお願い致します》

 アンヌは今年6月、北海道のモデル事務所「MODEA」に所属したことを自身のインスタグラムで発表している。
 
「悩みに悩んだ末に、心機一転改名し、愛犬とともに故郷の北海道で別居、そして離婚を決断したようです。現在は地元局の番組に出演するほか、美容家としても忙しく活動しています。将来を期待されながらそれが叶う直前に病気でTBSを退社し、8年もの間、表舞台で仕事ができなかったのは、彼女のキャリアにとって痛手だったと思います。またキー局のニュース番組でキャスターなどにも挑戦してほしいですね」(前出・アンヌの関係者)

 彼女の第2の人生に期待する声は少なくないという。