『虎に翼』次週予告。最高裁長官に就任した桂場に「らしくない」と漏らす寅子。一方、病に伏せる多岐川が険しい形相で桂場へ告げた言葉は…
現在放送中の伊藤沙莉さん主演・連続テレビ小説『虎に翼』(NHK総合/毎週月曜〜土曜8時ほか)。
9月6日放送115回の最後に、第24週「女三人あれば身代が潰れる?」の予告が放送され、話題になっています。
*以下第115回のネタバレと次週予告の内容を含みます。
<第115回>
昭和38年6月、桂場(松山ケンイチさん)は最高裁判事のひとりに任命され、竹もとで修業に励む梅子(平岩紙さん)、そして道男(和田庵さん)にも人生の転機が訪れる。
更年期の不調を抱えながら、認知症の百合(余貴美子さん)に向き合う寅子。
そして同38年12月、「原爆裁判」の判決が言い渡される。
<予告>
「第五代最高裁長官に桂場等一郎さんが就任」との放送が流れる中、歩を進める桂場の背中が映る。
靴の音だけが廊下に響く。
療養をしている様子の寅子の元上司・多岐川幸四郎。
「桂場さんらしくない、というか、焦っている、というか」との寅子の声が流れる。
階段にて、桂場のもとを離れる男性。さらに桂場の執務室を出ていく【ライアン】こと久藤頼安。
不安げな顔を見せる寅子。
「頼んだからな」
再び廊下を歩く桂場の背中が映る。
多岐川が元部下の小橋(名村辰さん)と稲垣(松川尚瑠輝さん)の二人を抱き寄せ、満面の笑顔を見せる。
その様子をみてほほ笑む寅子。
背景に流れているのは「現少年法の基本的構造を変えることに……我々は反対する」との多岐川の声。
家庭裁判所設立に情熱を燃やしていたころの姿で猛然と机を叩き、歳を重ねた桂場の前に険しい顔を寄せる多岐川。
一変して笑顔となり、告げた言葉は「頼んだからな」ーー。
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朝ドラ通算110作目となる『虎に翼』は、昭和の法曹界を舞台に、激動の時代を描いたリーガル・エンターテインメント。
日本初の女性弁護士で後に裁判官となった三淵嘉子(みぶち・よしこ)さんがモデルで、仲野太賀さんや石田ゆり子さん、松山ケンイチさんらが出演。
尾野真千子さんが語りを、脚本は吉田恵里香さんが担当。主題歌『さよーならまたいつか!』は米津玄師さんが手掛けています。