金メダル8個!GENERATIONS 数原龍友、初フォトエッセイ「父親のことを赦そうと思った…」

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8月9日(金)タワーレコード渋谷にて、GENERATIONSのヴォーカリスト・数原龍友さんが、初フォトエッセイ本「ついてきて」(講談社)の発売記念会見を行った。

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構想3年、1年の撮影期間をかけ完成した初フォトエッセイ本の出版について、「歩んで来た人生の語らなかった部分をさらけ出した1冊。少しの恥ずかしさとうれしさが入り交じった、ハーフ&ハーフな感情です」と数原さん。最初にオファーがあった3年前には「30代になったらもっと深みのある人間になれると思うので、もうちょっと待ってください」と一度は断ったが、3年の時を経てついに実現した。


「自分が没頭しているところを切り抜いていただいた」という本書は、これまでの人生を綴ったエッセイと、3ヵ月に渡るアメリカ留学、趣味な数原さんがバイクやサーフィンなどを楽しむ姿など「叶えたかった夢」がふんだんに詰まっている。制作時、最終チェックをしながら「涙が出ました」と、様々な思いが込み上げたそう。

会見では、表紙に記された「初めてドームに立った時、父親のことを赦そうと思った」と気になる言葉についての質問も。家族に迷惑をかけ自分勝手に出て行った父親に対し、「腹が立ってる部分がたくさんあった。でもその悔しさもバネにしてドームのステージまで行けたので、もう赦そうかなと思えました」と数原さん。「こういうことを伝えることで、もしかしたら誰かの救いになるのかな」と思いを語った。

 


アメリカ留学中、一度、音楽活動から離れたことでの発見も。「音楽があるところに行くとうずくんです。『歌いたいな』と思う自分がいることに気づいて、自分は音楽がないとダメなんだと再確認できました」と。そんな経験もありながら制作した本書のタイトル「ついてきて」には、エンターテイメントと笑顔を届けるGENERATIONSとしても、「なかなか面白い人生を歩んでいる」という一人の人間“数原龍友”としても、「なにか悩んでいる方は、とりあえずついてきてみてください」という意味を込めたと明かした。


数原さんの1番のお気に入りショットがこちら。「僕が好きな水色が使われていて、内装もこだわっていて、めちゃくちゃかわいいんです」というお気に入りの車でアメリカを走りながら撮影。ジョシュア・ツリーに向かう途中、コーヒーブレイク中に撮った写真とのこと。



また、GENERATIONSのメンバーにも本書を渡したところ、「荷物になるから要らない」(白濱亜嵐)、「バーベキューで火をおこす時に使おう」(中務裕太)とイジりながらも、目の前で見てくれて「わー!」「すごいな!」と反応してくれたことがうれしかったそう。

熱戦が続く「パリ2024夏季オリンピック」では、体操ニッポンがメダルラッシュで大活躍!GENERATIONSの楽曲「エンドレス・ジャーニー」が「体操ニッポン応援ソング」にもなっていることから、帰国したばかりのメダリストたちと対面したという数原さん。「日の丸を背負って戦ってきてくれた彼らはとても大きく見えました。すごくかっこよくてまぶしかったです」と興奮気味に感想を。

オリンピックの話題に続き本書の出来について問われた数原さんは、「金メダル8個!」と自信たっぷりにアピールした。


数原龍友フォトエッセイ「ついてきて」(講談社)販売中!
著者:数原龍友

(c)「ついてきて」数原龍友/講談社