Googleが空調管理デバイス「Nest Learning Thermostat」の第4世代モデルを2024年8月6日(火)に発表しました。Nest Learning Thermostat(第4世代)にはAIが搭載されており、ユーザーの行動や温度・湿度に合わせて最適な温度調節が可能とのことです。

The Nest Learning Thermostat is smarter and sleeker than ever

https://blog.google/products/google-nest/new-learning-thermostat/

Nest Thermostat and Google TV Streamer: 5 key design details

https://blog.google/products/google-nest/nest-thermostat-google-tv-streamer-design-details/

日本では部屋ごとにエアコンを設置して異なるリモコンで操作するのが一般的ですが、アメリカでは家の中のすべての部屋を均一の温度に保つセントラル空調システムが一般的です。Nest Learning Thermostat(第4世代)はセントラル空調システムのコントローラー部分を担うデバイスです。



Nest Learning Thermostat(第4世代)はGoogle製IoT管理アプリ「Google Home」を使ってリモートコントロール可能なほか、Matterに対応した各種アプリからも制御可能です。



また、Nest Learning Thermostat(第4世代)にはAIが搭載されており、「ユーザーの好みの温度設定を学習して推奨する」「ユーザーの行動内容から帰宅時間を予測して温度を調整する」といった操作を自動で実行可能。また、ユーザーはAIによる推奨設定の有効・無効を明示的に制御できます。



さらに、屋外の気温や空気質に応じて温度を調整したり換気を停止したりする機能も搭載されています。



Nest Learning Thermostat(第4世代)には温度センサー「Nest Temperature Sensor」が付属します。Nest Temperature Sensorは小石くらいのサイズで、どこに設置しても違和感がないとのこと。



Nest Learning Thermostat(第4世代)はアメリカとカナダで予約が始まっており、アメリカでは279.99ドル(約4100円)で入手可能です。なお、日本での販売予定は不明です。