ポーランド戦に出場したバレー女子日本代表の古賀紗理那【写真:Getty Images】

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パリ五輪・女子バレーボール

 パリ五輪は28日、バレーボール女子1次リーグが行われ、B組の世界ランク7位・日本は同4位ポーランドに1-3(25-20、22-25、23-25、26-28)で逆転負けした。男子に続いて黒星スタート。2012年ロンドン五輪以来12年ぶりのメダルを狙っている。

 日本は第1セットから主将の古賀紗理那が奮闘。バックアタックを決め、得点を重ねた。25-20で先取すると、第2Sは一進一退の攻防。18-18以降は連続失点し、22-25で落とした。第3Sは序盤から大きく離される展開。古賀のブロックアウト、石川真佑のバックアタックなどで食い下がったが、23-25で競り負けた。

 第4Sも追う状況が続いた。身長203センチを誇るエースのスティシャクの高さに苦戦。複数の選手を入れ替えて流れを変えようと試みたが、ブロックを次々と打ち抜かれた。それでも22-23から古賀がレフトから決めて同点。続けてブロックも決めた。しかし、最後はサービスエースを許して終戦。古賀は両軍最多の27得点と奮闘したが、世界ランクで格上の強豪に及ばなかった。

 日本は8月1日に世界ランク2位のブラジル、3日に同20位ケニアと対戦。3組のうち上位2か国と3位のうち成績上位の国が準々決勝に進出する。日本は男子も27日にドイツに敗れ、初戦を落としていた。主将の古賀は今大会限りの現役引退を表明している。

(THE ANSWER編集部)