日本サッカーは「世界基準」 五輪初戦の技術&戦術を海外評価「我が国のフル代表は勝てる?」
大岩ジャパンはGL初戦でパラグアイ戦に5-0で勝利
パリ・オリンピックの開幕式に先立ち、男子サッカー競技が7月24日に開幕した。
日本代表は大会初戦で南米王者のパラグアイ代表と対戦。グループリーグで一番の難敵と目された相手だったが、前半でMFウィデル・ビエラが退場したこともあり、MF三戸舜介、FW藤尾翔太がそれぞれ2得点を挙げるなど、5-0で大勝した。
中国のサッカーメディア「懂球帝」はこの一戦に注目。ファンは「日本は今大会で唯一オーバーエイジ選手を起用していない。それに加えて久保建英、鈴木唯人ら23歳以下の大物選手が何人も選外になった。にもかかわらず、パラグアイに大勝した」と驚いたうえで、「我が国(中国)のフル代表は、この日本五輪代表に勝てるだろうか?」と疑問を投げかけた。
ほかには、「日本のサッカーを見ていると、技術もポジショニングも世界標準だ」「南米の技術と、欧州の戦術を見せた」と称賛する声が多く、また「藤田譲瑠チマと、斉藤光毅は大物の風格がある。遅かれ早かれ5大リーグに行くだろう」と個々の選手への評価も上々だった。
日本は今後、27日にマリ、30日にイスラエルとの対戦を控える。FW平河悠が右足首を踏まれて負傷交代するアクシデントがあったなか、今後どこまでチーム力を高めていくかにも注目が集まる。(FOOTBALL ZONE編集部)