Image: Nokia

往年のファンと新たなファンと?

Nokia(ノキア)というブランドは、2000年代の携帯電話業界で非常に大きな存在でした。今でもその懐かしい携帯電話の復活を望む声あり。そのNokia、過去の栄光を取り戻すのみならず、最新のAndroidスマートフォンとしてのモデル発表も予定しているみたいですよ。

Lumiaシリーズが最新に?

Nokiaからは、カラフルな「Lumia」シリーズのスマートフォンが販売されていた時代があります。今となっては過去の遺物ですけど、iPhoneでもAndroidスマホでもない、Windows PhoneなるOSを採用。デスクトップでモニターとつなぐと、パソコンみたいに使えるモードへ早変わりなんて機能があったりしました。

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このほどGizChinaは、フィンランドのHMD Globalが、かつてのLumiaシリーズを彷彿させる「Skyline」シリーズのAndroidスマートフォンの発売準備を進めていると報じました。Microsoft(マイクロソフト)によって買収されたのに、手離されてしまったNokiaブランドを譲り受け、HMD Globalは細々と製品開発を続けています。まさかのフィーチャーフォンとか格安スマホをリリースしてきたり…。

しかしながら、新たなSkylineシリーズでは、Lumiaシリーズを思い出させるデザインが大切にされているようです。でも、中身はQualcomm(クアルコム)製のSnapdragon 7s Gen 2プロセッサに、FHD+表示のAMOLEDディスプレイ、1億800万画素のメインカメラ、3200万画素のフロントカメラなどなど、快適に使えるAndroidスマホに仕上がっているんだとか。NFCおサイフケータイにも対応するらしいですよ。

カラフルアクセがセット?

Skylineシリーズが狙っているのは、かつてNokiaのLumiaシリーズスマホを愛用していた世代。ここにグッとくるデザインで、ほどよい価格の最新スマホをリリースし、ファンの心をくすぐるアプローチを目指しているみたいですね。

Image: GizChina

実はLumiaシリーズのカラフルなスマートフォンには、本体カラーと同じくカラフルなイヤホンがセットになっていた時代もありました。なんとSkylineシリーズでは、レッド/イエロー/ブルー/ピンクのカラフルなイヤホンを、スマホ本体に合わせてリリースする計画も進んでいるとのこと。そういえば、今年はGoogle(グーグル)のPixelスマホにも、ド派手なカラーリングが用意されているなんてウワサまで。こういう路線は流行っているかも?

かつてのNokiaブランドが、どこまで人々の心に刺さるかは不明ですけど、遊び心あふれるリバイバルはアリでは? ほかにも復活させてほしいブランドの、いまは消え去ってしまった名機って、いろいろありそう。どしどし続いてほしいものですよね〜。

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伝説のガラケー「Nokia 3210」に復活のうわさ

Source: GizChina