【ブリュッセル時事】欧州連合(EU)の加盟国で構成する理事会は21日、ロシアの侵攻が続くウクライナとその隣国モルドバの加盟交渉を25日に開始することを承認した。

 議長国ベルギーがX(旧ツイッター)で発表した。

 ウクライナのゼレンスキー大統領はXで、EUの決定を「歴史的な一歩だ」と歓迎した。ただ、交渉は数年かかることが通例となっており、加盟時期は見通せない。

 EUは昨年12月、両国との加盟交渉入りで合意していた。