男子バレーボール日本代表(C)volleyballworld.com

写真拡大

バレーボールネーションズリーグ2024予選ラウンド第3週 日本3-0オランダ(21日、フィリピン・マニラ)

世界ランキング4位の日本は、エース高橋藍選手をメンバーから外し、同ランク13位のオランダと対戦。格下の相手に負けると世界ランキングに関わるポイントを大量に失う1戦。日本はセットカウント3-0(25-18、25ー19、25ー20)で勝利しました。

第1セット、序盤にリードを許すもエースの石川祐希選手がタイミングをずらした巧みなアタックなどで逆転に成功。さらに高橋健太郎選手が相手の隙を突くアタックで得点を重ね20-15でリードを広げます。最後はチーム最年少で専修大学3年生の甲斐優斗選手のサービスエースで25-18で先取します。

続く第2セットも、高橋選手や西田有志選手のブロックポイントでオランダを圧倒。大塚達宣選手がアタックに見せかけトスをするフェイクセットで相手のリズムを崩すと、最後は石川選手が得点を決めます。終始リードを奪う日本はこのセットを奪取します。

第3セット、後がないオランダが6ー11と粘りを見せます。すると西田選手が気迫にあふれるアタックと2本連続のサービスエースを含めた5連続ポイントで15ー12と一気に逆転に成功。熱気を帯びた日本はその後も得点を重ね、勝負を決めオランダにストレート勝利しました。

日本は7勝3敗で、ファイナルラウンド進出を決めました。