半兄も同じく矢作厩舎所属で海外重賞を制した良血馬 一族得意のデビュー戦Vへ
良血の走りに注目しよう。重賞を3勝したステイフーリッシュの半妹となるシークレットレーン(牝3、栗東・矢作芳人厩舎)が、土曜京都5Rの3歳未勝利(芝2000m)でデビューする。
シークレットレーンは父キズナ、母カウアイレーン、母の父キングカメハメハの血統。母は10年のターコイズSなど5勝を挙げた活躍馬。半兄のステイフーリッシュは18年の京都新聞杯、22年のレッドシーターフハンデキャップとドバイゴールドCを制している。さらに伯父のブラックホークは99年のスプリンターズSと01年の安田記念、伯母のピンクカメオは07年のNHKマイルCの覇者。まさに活躍馬続出のファミリーといえる。
体調が整わず、ここまで初陣がずれ込んだが、攻め時計は悪くない。兄姉8頭のうち、6頭は初戦で勝利。血の後押しも受けて、圧巻のデビューVとなることを期待したい。