ジェネシス招待最終日でショットを放つ松山英樹【写真:ロイター】

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アジア勢最多となる米ツアー通算9勝目

 米男子ゴルフツアーのジェネシス招待は18日(日本時間19日)、リビエラCC(7322ヤード、パー71)で最終日が行われた。7位で出た松山英樹(LEXUS)は9バーディー、ボギーなしの62で回り、通算17アンダー。6打差を大逆転しての米ツアー9勝目をマークした。特に15番パー4ではピン横20センチにつけるスーパーショットを披露。松山は優勝後に、珍しく自画自賛する言葉を残している。

 この1打から優勝へ向けてラストスパートをかけた。15番パー4での第2打。ピンまで189ヤードの距離から松山が放ったボールは、高い弾道でグリーンに着弾。手前からゆっくり転がり、カップに近づくにつれて歓声が大きくなった。約20センチにつけるスーパーショット。このホールからこの日3度目の3連続バーディーを記録し、62というビッグスコアで大逆転を果たした。

 スペインのメディア「TenGolf」が公式YouTubeチャンネルに公開した試合後の会見映像で、松山はこのホールについて問われ「15番のティーショット、セカンドともに完璧なショットが打てたと思いますし、それでバーディーが獲れた」と珍しく自画自賛。直後の16番パー3もバーディーだったが「気分よく16番打ったんですけど……狙いより5ヤードくらい右に出たんですけど、結果的にかなりついてくれたんで良かったと思います」とコメントした。

 拍手喝采を浴びた松山は2022年1月のソニー・オープン以来2年ぶりの復活優勝。ツアー通算9勝目は、崔京周の記録を上回り、アジア勢最多となった。

(THE ANSWER編集部)