SDカードやUSBメモリなどを購入するとパッケージに「データ復旧ソフトの無料コード」が付いてくることがよくありますが、「いざという時に役に立ちそうだな〜」と思いつつ存在を忘れ去ってしまう人も多いはず。サンディスクのmicroSDカードを購入したところデータ復旧ソフト「RescuePRO DELUXE」の2年間無料コードが付いてきたので、本当にデータを復旧できるのかを確かめてみました。

SanDiskRescuePROオファー-LCテクノロジー

https://lc-tech.com/ja/rescuepro/

◆RescuePRO DELUXEのインストール

サンディスクのmicroSDカードを購入したところ、データ復旧ソフト「RescuePRO DELUXE」を2年間使えるコードを記した紙が付いてきました。



RescuePRO DELUXEを使うには、まず以下のリンク先にアクセスしてインストーラーをダウンロードします。

SanDiskRescuePROオファー-LCテクノロジー

https://lc-tech.com/ja/rescuepro/



ダウンロードページアクセスしたら「RescuerPRO@PC」をクリック。



するとインストーラーが格納されたZIPファイルをダウンロードできるので、Windows標準機能や「Explzh」などの対応ソフトで解凍します。



ZIPファイルを解凍するとインストーラーが現れるのでダブルクリックして実行します。



言語選択画面が表示されたら「日本語」を選択して「OK」をクリック。



使用許諾契約書をよく読んでから同意のチェックを入れ、「次へ」をクリック。



インストール先選択画面が表示されたら何も変更せずに「次へ」をクリック。



スタートメニュー登録画面が表示されたら何も変更せずに「次へ」をクリック。



「インストール」をクリック。



インストールが完了したら「完了」をクリックしてインストーラーを閉じます。



すると、RescuePRO DELUXEが起動してライセンスキー入力画面が表示されます。



紙に記されていたライセンスキーを入力して「次へ」をクリック。



すると、アカウント情報の入力を求められます。必須項目は「名前」「姓」「Eメールアドレス」「国」の4項目です。4項目の入力が完了したら「次へ」をクリック。



すると登録IDが発行されるので「次へ」をクリック。



「アクティブ化が完了しました」と表示されたら「閉じる」をクリック。



これでRescuePRO DELUXEを使う準備は完了です。



◆RescuePRO DELUXEを使ってデータを復旧してみた

今回は「SDカードを間違えてフォーマットしてしまった」という状況を想定してデータ復旧機能を試してみます。



SDカードの中にはデジタルカメラで撮影した写真が大量に保存されています。



SDカードをフォーマット。



フォーマットが完了し、すべてのデータが消えました。この状態からデータを復旧できるのか試してみます。



RescuePRO DELUXEを起動して「写真画像の復旧」をクリック。



SDカードを選択し、「開始」をクリック。



SDカードのスキャンが始まるのでしばらく待ちます。



容量64GBのSDカードをスキャンした結果、約2時間半でスキャンが完了し、6973件のファイルが見つけ出されました。



発見されたファイルは「File○○○.jpg」という名前でPCに保存されており、画面下部のファイル名をクリックすれば画像を確認できます。



ファイルが保存されているフォルダを開くには「出力フォルダ」をクリック。



すると、ドキュメントフォルダ内に作成されたフォルダが開きます。フォーマット直前に保存されていた写真はすべて復旧されていました。



さらに、削除してから何年も経過していた数千件の写真も復旧されました。それでも削除から時間が経過した写真は復旧されないものも多かったため、SDカードを誤ってフォーマットしたことに気付いたらなるべく早く復旧作業を実行することをオススメします。