GMOグローバルサイン・ホールディングス<3788.T>は昨年1月以来、およそ1年4カ月ぶりの安値圏に沈んでいる。今月11日に発表した第1四半期(1~3月)決算は、売上高が前年同期比7.7%増の42億3200万円と増収トレンドを維持した一方、営業利益は同25.9%減の3億8400万円と大幅減益で着地した。電子契約サービス「電子印鑑GMOサイン」をはじめとする各種サービスの販売が堅調だったものの、広告宣伝費や人件費などの先行投資が利益を圧迫した。決算悪を受け、同社株は下落基調が続いている。

出所:MINKABU PRESS