INPEX<1605.T>が軟調、石油資源開発<1662.T>も売られた。東証の業種別指数で鉱業は2%を超す下げとなり、下落率でトップ。石油・石炭製品もこれに次ぐ下げとなっている。ロシアのノバク副首相が、OPEC(石油輸出国機構)とロシアなどで構成する「OPECプラス」の追加減産の可能性に否定的な見方を示したと伝わった。これを受け、米国の原油先物相場は、WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の7月限が3%を超す下げとなり、原油関連株の売り圧力を強める格好となった。

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出所:MINKABU PRESS