20日の米株式市場では、NYダウが前日比110.39ドル安の3万3786.62ドルと3日続落した。
 
 前日発表した決算が嫌気されテスラ<TSLA>が急落したほか、経済指標の内容を警戒され、NYダウおよびナスダック指数が下落した。テスラの1~3月期決算は、利益率が市場予想を下回ったことなどが嫌気された。また、フィラデルフィア連銀製造業景気指数なども予想に比べ悪化した。エヌビディア<NVDA>やアップル<AAPL>、マイクロソフト<MSFT>が安く、エクソン・モービル<XOM>やシスコ・システムズ<CSCO>が値を下げた。この日発表された決算内容が嫌気されアメックス<AXP>が売られた。半面、ネットフリックス<NFLX>やアルファベットC<GOOG>が高く、ジョンソン・エンド・ジョンソン<JNJ>やコストコ・ホールセール<COST>がしっかり。ラムリサーチ<LRCX>や台湾積体電路製造(TSMC)<TSM>が買われた。

 ナスダック総合株価指数は97.668ポイント安の1万2059.558と反落した。

出所:MINKABU PRESS