今季のプレミア、監督交代数が史上最多…ロジャーズ&ポッターでさらに更新

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今季のプレミアリーグは史上最も監督交代が起きているようだ。

昨年8月にボーンマスのスコット・パーカーが今季最初の監督交代だったプレミアリーグ。最新では2日にレスター・シティのブレンダン・ロジャーズとともに、チェルシーのグレアム・ポッターも解任の憂き目に遭った。

イギリス『スカイ・スポーツ』によると、同一シーズンのプレミアリーグで監督交代が起きた数の過去最多は10回。3月末にトッテナムを去ったアントニオ・コンテの時点で最多更新となる11人目の監督交代だったという。

そして、4月に入ってからも同じ日にロジャーズとポッターがそれぞれ解任され、過去最多をさらに更新する今季13度目の監督交代に。チェルシー行きに伴い、ブライトンを去ったポッターを除いても、過去最多だ。

ちなみに、データ提供会社『Opta』によると、10回の監督交代を記録したのは昨季を含め、2013-14シーズン、2017-18シーズンと過去3度だった。

近年、リーグ全体の競争が激しさを増すとあって、あっさりと監督交代に乗り出すクラブも多いイメージのプレミアリーグ。今季の監督交代数は監督にとって、より生き残りづらいシーズンを象徴するものといえそうだ。

◆今季のプレミアリーグにおける監督交代の振り返り

8月

スコット・パーカー(ボーンマス)

9月

トーマス・トゥヘル(チェルシー)

グレアム・ポッター(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)

10月

ブルーノ・ラージ(ウォルバーハンプトン)

スティーブン・ジェラード(アストン・ビラ)

11月

ラルフ・ハーゼンヒュットル(サウサンプトン)

1月

フランク・ランパード(エバートン)

2月

ジェシー・マーシュ(リーズ・ユナイテッド)

ネイサン・ジョーンズ(サウサンプトン)

3月

パトリック・ヴィエラ(クリスタル・パレス)

アントニオ・コンテ(トッテナム)

4月

ブレンダン・ロジャーズ(レスター・シティ)

グレアム・ポッター(チェルシー)