ダルビッシュ賢太さんのインスタグラム(darvishkenta)より

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メジャーリーガー・ダルビッシュ有選手の弟で、精巣がん治療中の元俳優・ダルビッシュ賢太さんが2023年3月1日にインスタグラムのストーリーズを更新。がん闘病に対して寄せられた心無い声に反論している。

賢太さんは22年に精巣がんであることを公表。23年2月にはみぞおちのリンパ節に転移していることを明かし、現在は抗がん剤治療を受けている。

「俺の全てを理解したかの様に上からモノ言うな」

賢太さんはストーリーズに「自分がガンを経験したからと言って俺の全てを分かったかのように上から物言うてくる元ガン患者よ。めちゃくちゃだるいから黙っといてくれ」と苦言。「ただ自分がガンを乗り越えられた時『こうはならないでいよう』と学ばせてくれて感謝はしてるけどな」と皮肉をつづった。

この投稿に対し「それなら抗がん剤の事も載せなければいいんかもです」「SNSで発信やめたら?」というDMが届いたようで、賢太さんはストーリーズでスクリーンショットを公開しつつ、「まじなん?」と呆れ。続く投稿で「『自分も抗がん剤を経験しましたがこんな感じでした!頑張ってください』みたいなモノならむしろ力になるよ」としつつ「『私副作用何も無かったですよ』とか『そんなの辛くないですよー』とか『ああそれね私は余裕でしたよー』とか裏垢から毎日送られ続けてみろよ」と明かした。

賢太さんは「『俺の全てを理解したかの様に上からモノ言うな』って書いてるのにそれも理解出来ないのか」と怒りをあらわに。「元ガン患者で私も迷惑かけてるかな?と思うDMしてくる人も少し考えてくれ」と呼びかけていた。