小島瑠璃子(本人のインスタグラムより)

写真拡大

 2022年8月から大ヒット上映中のアニメ映画『ONE PIECE FILM RED』。漫画家・尾田栄一郎氏が「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載している『ONE PIECE』の“原作連載25周年記念作品”として制作された同映画は、昨年国内で公開されたほかの邦画&洋画を抑えて興行収入1位に輝き、現在190億円を突破。2023年1月29日をもってついに終映を迎えるが、その「フィナーレ企画」として本編の後、特別映像を上映するといった対応も取られている。

【写真】小島瑠璃子、キングダム作者と満面の笑顔で肩を寄せ合って…

新年の挨拶で「1巻から読み直し」

 特別映像の上映が始まった1月15日、都内の劇場では「終映直前ッ!舞台挨拶」も開催され、谷口悟朗監督と声優の田中真弓(ルフィ役)、名塚佳織(ウタ役)、池田秀一(シャンクス役)が出席。映画オリジナルキャラクターのウタは、ボイスキャストの名塚のほか、歌唱キャストとして“歌い手”のAdoが起用されている。

 Adoは素性を明かしていないミステリアスな歌手だが、ネットユーザーの間では『ONE PIECE』作者・尾田氏の娘なのではないか……というウワサがあった。ちなみに、昨年8月に「コミックナタリー」が集英社・高野健氏へのインタビュー記事を公開していて、ウタの歌唱キャストがAdoに決まった時の尾田氏の反応について「すごく喜んでいました。“Oda”を反対から読むと“Ado”になるので、最初は『僕の娘なのかな(笑)』みたいな冗談を言っていたりもして(笑)」という記述がある。ハッキリ「冗談」と書かれているものの、一部ネット上では疑われ続けていた。

 そんな中、今回の「終映直前ッ!舞台挨拶」では、田中が“尾田氏とAdoは親子説”に言及。『ONE PIECE』ファンだというタレント・小島瑠璃子からもウワサの真相を「教えて!」とつめ寄られたそうで、「違うよ」と答えたことを明かした。

「田中だけでなく、谷口監督も『違います』と、尾田氏とAdoの親子関係を否定。このくだりは一部でニュース化されていますが、ネットユーザーの中には『こじるりって日本にいるの?』『留学したんじゃないの?』など、小島も同イベントに出席していたと勘違いした者もいるようです」(芸能ライター)

 小島は昨年8月、中国の大学に留学することを発表。翌月にはレギュラー出演していた『サタデープラス』(TBS系)を卒業したが、その後もSNSでは国内での写真を投稿しており、まだ留学生活はスタートしていないとみられる。今年1月2日付のツイッターでは新年のあいさつをするとともに、「ワンピースを1巻から読み直し今30巻です」(原文ママ、以下同)と、『ONE PIECE』の単行本を楽しんでいると報告していた。

 一方で小島といえば、2020年8月3日発売の「週刊ポスト」(小学館)により、「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載中の『キングダム』の作者・原泰久氏との交際が発覚。同報道を受け、小島は当時出演していたラジオ番組で交際を認めていたが、ファンの間では原氏が“妻子持ち”だと知られていたため、小島に“不倫略奪疑惑”が浮上したのだ。

「今度は尾田さん狙ってんのか〜」

 同月25日発売の「週刊女性」(主婦と生活社)に、原氏は離婚後に小島との交際を始めたとする記事が掲載されるも、その2日後には「週刊文春」(文藝春秋)が、原氏が離婚前から元アイドル・Aさんと不倫していたと報道。その上で、原氏は離婚してもAさんとは一緒にならず、小島との交際が公になったという流れが判明したのだ。

 一連の報道で、原氏がAさんと小島に二股をかけていた疑惑や、小島がAさんから原氏を略奪した疑惑も取り沙汰されるという展開に。ネット上には原氏に幻滅する漫画ファンも大勢いたが、それまでクリーンなイメージで売っていた小島もバッシングを浴びることとなった。

 結局、21年6月には原氏との破局が伝えられた小島。しかし好感度は回復せず、22年に中国留学を発表した際も「日本ではスキャンダルのイメージがついちゃったもんね」「日本の芸能界に居づらくなったんだろうな」などとささやかれてしまった。

 それで今回、「終映直前ッ!舞台挨拶」に小島も出席したと勘違いしたネットユーザーからは「完全にサブカルファンから嫌われたこじるりをブッキングするとか狂ってる」「こじるりがウザ過ぎてイライラしかしない」といった声のほか、「『キングダム』の次は『ONE PIECE』狙いか」「こじるり、今度は尾田さん狙ってんのか〜」など、原氏と付き合っていた小島が今度は尾田氏に“擦り寄っている”と捉え、不快感を示す者も。

「なお、小島は昨年3月28日付のツイッターで『今週のジャンプ全部いい 特にワンピースがもう熱すぎる』とつぶやくなど、一応『FILM RED』公開前から『ONE PIECE』好きだった様子。今回は自らブームに便乗したとかではなく、イベントで名前を出されただけで批判を受けてしまったわけですが、すっかり漫画ファンに嫌われていることが改めてわかる形に……」(スポーツ紙記者)

 スキャンダルのイメージが消えていない以上、小島が留学に踏み切ったことは正解だったのかもしれない。中国で活路を切り拓き、新たなファンを獲得できるよう祈るばかりだ。