NAR年度代表馬はイグナイターに決定！田中学「充実した一年」
地方競馬全国協会は17日、「NARグランプリ2022」の表彰馬、表彰者を下記のとおり発表した。
年度代表馬には、黒船賞（Jpn3）、かきつばた記念（Jpn3）のダートグレード競走2勝に加え、マイルチャンピオンシップ南部杯（Jpn1）、JBCスプリント（Jpn1）でも好走したイグナイターが選ばれた。また同馬は、4歳以上最優秀牡馬と最優秀短距離馬にも選出されている。
●年度代表馬
イグナイター（兵庫、牡4=馬齢はすべて2022年時点のもの）
馬主：野田善己
調教師：新子雅司
生産牧場：春木ファーム
主戦騎手：田中学
［年度代表馬・イグナイター関係者コメント］
調教師：新子雅司
「この度は栄誉ある賞に選んでいただきありがとうございます。これもひとえにオーナー、厩舎スタッフをはじめ関係者の皆様、ファンの皆様に支えていただいたおかげで受賞できたものと思います。NAR年度代表馬としてビッグレースに挑戦していきますので、これからも応援よろしくお願いします」
騎手：田中学
「イグナイターがNARグランプリの年度代表馬に選出されて嬉しいです。イグナイターとともに、黒船賞・かきつばた記念を勝利し、南部杯・JBCスプリントに挑戦することができ、とても充実した一年でした。イグナイター、オーナー、調教師・厩務員はじめ厩舎スタッフの方々、応援していただいたファンの皆様に感謝しております」
●各部門表彰馬
年度代表馬：イグナイター（牡4・兵庫・新子雅司厩舎）
2歳最優秀牡馬：ヒーローコール（浦和・小久保智厩舎）
2歳最優秀牝馬：メイドイットマム（船橋・石井勝男厩舎）
3歳最優秀牡馬：シルトプレ（北海道・米川昇厩舎）
3歳最優秀牝馬：スピーディキック（浦和・藤原智行厩舎）
4歳以上最優秀牡馬：イグナイター（牡4・兵庫・新子雅司厩舎）
4歳以上最優秀牝馬：サルサディオーネ（牝8・大井・堀千亜樹厩舎）
ばんえい最優秀馬：メジロゴーリキ（牡8・ばんえい・松井浩文厩舎）
最優秀短距離馬：イグナイター（牡4・兵庫・新子雅司厩舎）
最優秀ターフ馬：該当馬なし
ダートグレード競走特別賞馬：ショウナンナデシコ（牝5・栗東・須貝尚介厩舎）
特別表彰馬：オメガパフューム（牡7・栗東・安田翔伍厩舎）
※馬齢はすべて2022年時点のもの
●各部門表彰者
最優秀勝利回数調教師賞：打越勇児（高知）※2年連続4回目
最優秀賞金収得調教師賞：小久保智（浦和）※4年連続8回目
最優秀勝率調教師賞：保利良平（兵庫）※初受賞
殊勲調教師賞：該当者なし
最優秀勝利回数騎手賞：吉村智洋（兵庫）※4年ぶり2回目
最優秀賞金収得騎手賞：矢野貴之（大井）※初受賞
最優秀勝率騎手賞：宮川実（高知）※2年連続2回目
殊勲騎手賞：該当者なし
優秀新人騎手賞：塚本征吾（愛知）
優秀女性騎手賞：宮下瞳（愛知）※3年連続13回目
ベストフェアプレイ賞：岡部誠（愛知）※2年連続3回目
特別賞：戸部尚実（愛知）、佐々木竹見（引退・川崎）
受賞理由：地方競馬通算3000勝を達成した戸部尚実元騎手（愛知・現調教師）と、地方競馬の発展に多大な貢献を果たした元騎手の佐々木竹見氏（引退・川崎）の2名が受賞。佐々木氏は現役時に当時の地方競馬通算最多勝利記録や年間最多勝利世界記録を樹立し、特別賞を3回受賞している。4回目となる今回は、現役引退後における後進の指導等の長年にわたる競馬界への貢献や、2023年に自身の名前を冠した騎手招待競走「佐々木竹見カップ・ジョッキーズグランプリ」が創設20回目の節目を迎えることが受賞の決め手となった。
