ひと味違うデートにおすすめ！世界のグルメが楽しめる名店4選
2022年も最終日。大人たちは新しい年に向けて、心を揺さぶるレストランを探し求める。
今回ご紹介するのは、いつものデートにスパイスを添えるような“世界のグルメ”が楽しめるお店たち。
あっと驚くような逸品揃いの名店を4軒ご紹介しよう！
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※コロナ禍の状況につき、来店の際には店舗へお問い合わせください。
▽INDEX
1．現地の風景を美しいひと皿に。永田町で味わえる、新感覚ペルー料理
2．タコスは必食！本場メキシコで磨かれた技を、銀座で堪能
4．スパイス香るスリランカ料理を、茅場町でスタイリッシュに楽しむ
1．現地の風景を美しいひと皿に。永田町で味わえる、新感覚ペルー料理
『MAZ』
『MAZ』は、世界中の美食家を熱狂させるペルーのガストロノミー『Central』の姉妹店。
「ペルーの自然と生態系を表現する」というコンセプトに基づいた料理はまさに衝撃的で、大人の好奇心を刺激する。
店の扉を開けると、入り口でペルー特有の食材をディスプレーしたカウンターが出迎える
扉の向こうには迷宮が広がっているのではないだろうか。
謎めいた石造りの入り口に立つと、そんな楽しい想像がかき立てられる。
ここは2022年の「世界ベストレストラン50」で第2位に、「南米のベストレストラン50」では第1位を獲得した名店『Central』のシェフ、ヴィルヒリオ・マルティネス氏がオープンした革新的なガストロノミー。
ダイニングは無駄を削ぎ落としたミニマルな空間
ペルーという国は標高差が激しく、ゆえに多種多様な生態系を有しているが、その特徴を9皿の革新的な料理で表現する一軒だ。
着目すべきは、テーブルの上に用意されたメニュー。料理名、使用されている食材とともに、MBSL＝水深、MASL＝海抜の数値が並んでいる。
つまり、ペルーの特徴的な自然環境を食べて知る、というわけ。
「VERTICAL EXPERIENCE（9つの異なる高度の旅）」（27,500円）のコースから、水深15mの海の生態系を表現した料理「海霧」。
海上の大気を表すブルースピルリナの泡の下には、軽くグリルされたタコが隠されている。
「冷たい海」（水深5m）を構成するのは3品。
上から時計回りに植物の種、アチョーテで黄色くしたエビ。ボタンエビのみそのクリームとハイビスカスで赤く色付けしたひも状のキュウリ。岩のりのクリームを隠し持つイカの麺。
「アンデスの森」（海抜3,260m）というこちらの主役は、チャコ（食用粘土）で蒸し焼きにされたジャガイモ。その手前にあるのは牛ほほ肉のシチュー。
キウイチャ（アマランサス）と、写真左の牛ハツのパウダーがかかっている。
淡水魚、柿、チアシードなどを使った「淡水」（海抜225m）。
ペルーではパイチェという古代魚を使うところをイワナで代用。発酵したココナッツミルク、バワハナッツと合わせたキャビア（写真奥）を先に食べる。
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食は空間の概念を覆し、人を自由に行き来させる。その可能性を、『MAZ』は鮮やかに示唆してくれる。
2．タコスは必食！本場メキシコで磨かれた技を、銀座で堪能
『ETHICA』
ハイビスカスのサルサが斬新な「鴨のハイビスカスソース」
メキシカンの概念を覆すような洗練された美しい盛り付けに心躍る
ブーム加速中のメキシカンに新星が登場。“タコス”などストリートフードの印象が強いジャンルだが、そのイメージを覆す、洗練されたメキシコ料理を提案するのが『ETHICA』だ。
ディナーはメキシコ・オアハカで修業を積んだ中島哲男さんが担当。
伝統的メキシカンを軸に、ガスを一切使わず、オーガニック食材や規格外野菜を使うなどエシカルな技法で華やかなひと皿へと昇華させる。
モダンフレンチを思わす、美しい盛り付けは高揚必至。ナチュラルワインとのペアリングも斬新だ。
「サステナブルマグロのアグアチレネグロ」はシナロア州の郷土料理。
ともにエシカコース（11,000円）より。
トウモロコシを粒から挽くこだわりのタコスは必食！
トウモロコシの香り豊かなタコス（1,600円〜）。
テキーラやメスカルも充実。テキーラマエストロも常駐する。
中島哲男シェフは、代官山『ラ・カシータ』、メキシコの名店『Rastaurante Catedral』などで研鑽を積み、同店のシェフに。
3．清澄白河の温かな古民家で、モダンスパニッシュに舌鼓
『eman』
スパニッシュの技と日本独自の食材を融合した新しい味に出合える
食の感度が上昇中の清澄白河に、一軒家スパニッシュが誕生した。
オーナーシェフの小林 悟さんは、バスク地方の三ツ星レストラン『アスルメンディ』や、銀座『アロセリア ラ パンサ』などで研鑽を積み独立。
本格的な技術と豊かな発想力で、スペインで培った哲学や技術を総動員し、日本の食文化を融合させた唯一無二の料理を発信する。
アサリと鯛の頭の出汁で炊き上げた、コースの名物パエリア「深川めし」
バスク伝統のアサリご飯を深川飯風に仕上げたパエリアは、まさに『eman』を体現。
懐かしくてモダンな空間も洗練されていて、居心地も抜群だ。
「タパス3種」。23ヶ月熟成のハモンセラーノと、イカスミのブニュエロス、豚肉とジビエのモルテルエロ。
料理はともにディナーコース（13,000円）より。
古い金庫をワインセラーに改装。
4．スパイス香るスリランカ料理を、茅場町でスタイリッシュに楽しむ
『HOPPERS』
圧倒的な美しさと香り高いスパイスで、食感度の高い大人たちを魅了する
押上のスパイス料理の名店『スパイスカフェ』が、モダンスリランカレストラン『HOPPERS』をオープン。
ディナーでは、スパイスを多用したスリランカ料理をフルコースで表現。
料理はフレンチを思わせる美しさで、口に運べば、果物の実を燻製にした「ゴラカ」の酸味やココナッツの香りなど、新体験の味に驚きの連続。
スリランカの惣菜を盛り合わせた副菜は、カレーとともに
メインの「ライス＆カレー」は、3種のカレーと数種類の副菜を混ぜ合わせて、カスタムしながら味わう楽しさも。
既視感なきスパイス料理が、ディナーを刺激的に盛り上げてくれる。
スリランカのソウルフード「ホッパー」をはじめ、洗練された味と装いのスターター。
カレーは3種。この日はレンズ豆、インゲン豆、ポークの3種。
すべてコース（6,600円）より。
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サプライズ感もたっぷりで、新年初デートにもふさわしい“異国の味”。
グルメな大人たちは、ぜひ押さえておきたい4店だ！
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