三次市で毎年夏に行われる観光鵜飼に２年後のデビューを目指す新たなウミウが到着し、調教の準備が始まりました。

三次市の鵜共同飼育場にやってきたのは茨城県の日立市から運ばれたウミウ２羽です。

体重は２ｋｇあまり生後半年以上の若くて元気な鵜だということではじめは興奮していましたが、水やえさを与えられると落ち着きをとりもどしていました。

川をさかのぼりながら漁をする三次の鵜飼には体の大きい鵜が求められていて、新たな２羽への期待が高いということです。

鵜匠 角濱義郎さん「元気で若い。再来年のデビューを目指してじっくり育てる」

しばらくの間はスキンシップをしっかり行い、来年６月以降に川へ出して２年後のデビューを目指します。