「若い子好き」は不安材料?山本圭壱と西野未姫の“31歳差婚”にただようモヤモヤの正体

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お笑い芸人の山本圭壱(54)と元AKB48で現在はタレントの西野未姫(23)が結婚を発表した。

最初の出会いは2018年の番組共演で、2020年にLINEを交換。今年4月に「軍団山本」のメンバーを交えた食事会が開催されて急接近し、交際がスタートしたという。プロポーズは50回以上していたといい、5月には実家への挨拶も済ませた2人。恋愛から結婚までは超スピード婚だったようだ。

そして注目を集めたのが、その年齢差。なんと31歳差の結婚だったのだ。報道を受けて各所から称賛の声が上がっているが、恋愛ジャーナリストのおおしまりえ氏は「私に限らず多くの人が感じていることかもしれませんが、長期的な視点でみると不安も感じます」と話す。幸せいっぱいの報告に感じるモヤモヤの正体について聞いた。

■若い子好きの一貫性が長期的な関係に影を落とす?

まず感じるのが、「若い子好き」という一貫性が5年10年経ったときに不安材料にならないかという点です。

山本さんといえばかつて、番組で “若い子好き”と暴露されたこともありました。そして今回の結婚も31歳差。つまり20年以上、好みが変わっていないということです。

今は若い妻が、若くなくなったときに関係がどうなるのか……。幸せな報告に水を差すのも無粋ですが、その点について不安を感じずにはいられません。

■友人の評価で気持ちが揺れるのは心理効果?

西野さんは山本さんを男性として意識したエピソードとして、“周りの芸人仲間が山本さんについて「山さんが俺らの前で『大好き』って言ったことないんだよ」と話している姿に心を動かされた”といった話を披露しています。

微笑ましいエピソードですが、心理学を踏まえて見ると「ウィンザー効果」が当てはまります。

これは当人が何かをアピールするよりも、第三者からのいい評価を聞いたほうが信用性や信頼を獲得できるというものです。

周りの人から彼のいい評価を聞くというシチュエーションは、まさにこの効果が発揮されていたと思われます。

意図しているのか定かではありませんが、31歳婚の裏にはこうした“巧みな恋のテクニック”も見え隠れします。

■押されて落ちるのは接触回数マジックの可能性も

さらに50回プロポーズして結ばれたというエピソードも若干、テクニックめいたものを感じます。というのも人は特定の人物との接触を繰り返すことで、好感度が高まるという心の仕組みを持っているからです。

たとえばCMで頻繁に見かける人を好きになったり、毎日顔を合わせる同僚に気づいたら好感を抱いていたりしたことは皆さんもあるでしょう。これらは接する回数と頻度の高さがもたらした部分も大きいのです。

そう考えると50回プロポーズをするに至る関係性にはかなりの接触回数と頻度があったことが予想され、まさに親しみやすさで押し切ったのかもしれません。

たとえテクニックで成就した関係であったとしても、否定するつもりはありません。ただ「釣った魚に餌をやらない」的な話ではありませんが、テクニックで結ばれた相手はその後の努力がないとすぐに関係も乾いていきます。

お二人の今後がどのような関係に進んでいくかは、見ていれば分かると思います。結婚特需とも言える出演ラッシュを見ると、今がピークにならないか少し心配にもなってしまうのでした。

(文:おおしまりえ)