※この記事は2011年10月06日にBLOGOSで公開されたものです

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Googleがトップページに、Appleの前CEO、スティーブ・ジョブズ氏の死を悼むメッセージを掲載した。

10月6日のGoogleトップページには「Steve Jobs, 1955 - 2011」と記載され、http://www.apple.com/ にリンクが貼られている。

またCNNの報道によれば、GoogleのCEO、ラリー・ペイジ氏が以下のようなメッセージを発表したという。
「彼は信じられない偉業を成しとげ、驚くほどの輝きを持った偉人だった。ユーザーの体験に焦点を当てる彼の手法は、私にインスピレーションを常に与え続けてきた。彼は体調が万全でないときでも、GoogleのCEOになった私に手を差し伸べてくれるほど、心がとても優しい人だった」
GoogleとAppleはモバイルOS分野において激しい争いを繰り広げてきた。過去にはGoogle会長のエリック・シュミット氏がAppleの取締役を務めていた時期もあったが、AppleのiOSとGoogleのAndroid OSの競合関係が明確になるに従って、いつしか両社はライバル関係となった。

エリック・シュミット氏は以下のようにコメントしている。
「今日は私たちにとって悲しい日となった。スティーブは再び起こることはないかもしれない、1つの世代のライフスタイルとテクノロジーの定義を行った。スティーブは人々に不可能への挑戦を促すような素晴らしいカリスマ性を持っており、彼はコンピューター分野において歴史上で最高の革新者として記憶されるだろう」
ジョブズ氏はスマートフォンからPC、タブレットのすべてのデバイスで確固たる地位を確立した。GoogleはAndroidとChrome OSで猛追している。同じ夢を見る両社の今後に、ジョブズ氏の死はどのような影響を与えるのだろうか。