「シティは金だけ…個性が強い選手を指導できない」ペップ、エヴラの批判に応戦
今季も悲願であるUEFAチャンピオンズリーグ優勝を果たせなかったマンチェスター・シティ。
そうしたなか、かつてマンチェスター・ユナイテッドで活躍した元フランス代表DFパトリス・エヴラの発言が話題になっている。ジョゼップ・グアルディオラ監督の手腕に疑問を呈したのだ。
パトリス・エヴラ
「シティはリーダーを必要としている。だが、グアルディオラはリーダーを望まない。彼は個性を望まないんだ。
リーダーは彼だ。ピッチ上にはチームを助ける選手がいない。
彼はああいうチームを選ぶ。彼は個性のある人間を指導することができない。
バルセロナでもそうだったが、彼は全員をコントロールするためにチームを構築している。上手くいかなくなった時、彼はいつも決断を下す。
シティは間違っている、それが真実だ。彼らはトラウマを抱えている。PSGを思い起こさせる。彼らは金で成り立っているクラブだ。
レアル・マドリーも金を持っているが、歴史がある。シティは金だけだ。選手たちはそれだけのためにプレーしに行く。
彼らはトロフィーを勝ちとっているが、選手がシティを選ぶのは、ただ単により多くのものを提供してくれるからだ」
ペップは個性の強い選手を監督することができないし、シティも金だけのチームだと批判していたのだ。
『Manchester Evening News』によれば、ペップはエヴラの発言について、こう答えたそう。
ジョゼップ・グアルディオラ(マンチェスター・シティ監督)
「私が個性を望んでいないって?同意できないな。
パトリス!私はやらないよ。
私はピッチでプレーするための個性といい選手を必要としている。そうでなければね…。
(彼の発言を)読んでもないし、知らない。
私は監督として、バルセロナ、バイエルン、シティで素晴らしい選手たちに恵まれてきた。
いい個性や性格をしている選手たちのリストを挙げることもできる。
彼らのほとんどはW杯やEURO、CLやリーグ戦で優勝している。
エヴラは正しいかもしれないし、彼はユナイテッドに戻って仕事をするための良い発言をしているのかもしれない。今ならいいチャンスがあるのかもしれないね。
よし、パトリス。我々が一緒にいたら、我が選手たちの個性と性格を君に見せてあげるよ、絶対にね」
これまで指揮してきたチームには強い個性や性格を持っていた選手たちが揃っていたとエヴラの指摘を否定。
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そのうえで、ユナイテッドでの仕事が欲しいのかもねと反撃もしていたようだ。