メイク前のサラさん（画像は『Lashes And Losing　2022年2月7日付TikTok「These neons are so fun.」』のスクリーンショット）

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自分の顔が気に入らず整形を繰り返す人は後を絶たないが、前歯のない女性がメイクと人工歯で見事に変身する姿をSNSに投稿し話題となっている。女性は親しい友人からも「認識不可」と言われるほどで、パワーアップした女性には「元気をありがとう！」との声が多数あがっている。

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カナダ、アルバータ州エドモントン出身のサラ・アンドレスさん（Sarah Andres、35）は2017年、四輪バイクの事故で前歯数本を失った。

事故直後はかなり落ち込んだというが、2010年頃からYouTubeのチュートリアル動画などを通してメイクを学んだサラさんは、2018年にフルタイムのメイクアップアーティストとしてデビュー。SNSを活用し顧客や自分のメイクのビフォーアフターを投稿してファンを増やしていった。

現在サラさんのTikTokのフォロワーは22万人を超えており、最近になって『The Sun』などがメイクなどで全くの別人に変身を遂げる“キャットフィッシュ”と紹介、素顔とメイク後のギャップが話題となっている。

プロであるサラさんのメイク技術は言うまでもないが、ビフォーアフターの大きな違いは歯と鼻で、歯は全体をワンタッチで装着できる薄いベニア（人工歯）で覆い、大きめの鼻はこれまでに培った技術で完璧な形に仕上げるという。

サラさんは「ビフォーアフターの写真を見せると、それが同一人物だと信じてくれないの。メイクをすると顔がほっそり見えるという人もいるほどで、顔の輪郭も変えることができるわ」と明かし、ビフォーアフターの写真や動画を投稿するようになったきっかけやメイクについてこう語った。

「友人に言われたのよ。『メイクをするとあなたが誰だか認識できないわ』とね。人工歯が入るから劇的に変わり、さらに衝撃的なのでしょうね。」

「メイクの力というのはまるで魔法のよう。私の場合、約1時間かけて念入りにメイクするの。ナチュラルルックより、ゴージャスなメイクが好きよ。特に力を入れているのがアイシャドウで、ラメが大好き。これまでに様々なメイクのテクニックを試して、今では自分にピッタリあったメイクができるようになったわ。」

なおメイクの力で全くの別人に変身を遂げるサラさんだが、メイク前の素の姿を晒すのは全く気にならないそうで、このように述べている。

「自分の自然な姿には満足しているし、メイクなしの顔を隠す必要はないと思うの。だって外見が全てではないし、内面の美しさがあってこそ私たちは輝くことができるのよ。」

「私はSNSを通して多くの女性をインスパイアしたいの。メイクの力はもちろんだけど、『メイクをしてもしなくても私たちは美しいのよ！』ということも伝えていきたいわ。」

そんなサラさんには「写真加工でしょう？」などといったネガティブなコメントも届くというが、「あなたの動画を見ていると、元気をもらえるの。ありがとう」「思わず吹き出してしまったわ」「メイクのテクがすごい！　私もあなたのようになりたい」「友達になりたいタイプ」「応援したい」といった声があがっており、サラさんは「キャットフィッシュと言われるよりも、“メイクの達人”と呼ばれるほうが好きなのよ！」と笑顔をみせている。

画像は『Lashes And Losing　2022年2月7日付TikTok「These neons are so fun.」』『Sarah　2022年1月27日付Instagram「Valentines」、2022年1月21日付Instagram「Purple and Gold」、2021年12月30日付Instagram「Foundation: ＠lorealparis」、2021年12月25日付Instagram「Why am I obsessed with golds and neutrals」』『The Sun　2022年2月9日付「GRIN UP I’m a catfish - I have NO front teeth ＆ look like a totally different person without makeup, people don’t recognise me」（Credit: Caters）』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　A.C.）