ロッテの松川虎生(右)、廣畑敦也(左)[撮影者=岩下雄太]

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◆ 池田がセカンドでノック

 ロッテの新人合同自主トレは18日、ロッテ浦和球場で行われた。

 ウォーミングアップ、キャッチボールを終えたあとは、内野手の池田来翔がセカンド、速水将大と高卒投手組(秋山正雲、田中楓基、永島田輝斗)がショートのポジションでノックを受けた。

 廣畑敦也と八木彬の社会人投手組はブルペンへ。廣畑、八木ともに新人合同自主トレが始まってから2度ブルペンに入っているが、いずれも立ち投げだったがこの日は捕手を座らせて20球の投げ込み。廣畑の球を受けた松川虎生、八木の球を受けた村山亮介もプロテクターをつけていた。

 ブルペンでの投球練習を終えると、ノックに合流。第2クールまではショートで1箇所ノックだったが、ピッチャー(廣畑、秋山、八木、田中、永島田)、キャッチャー(松川、村山)、セカンド(池田)、ショート(速水)のポジションでノックを受けた。

 池田はセカンドだけでなく、投手がゴロを捕って三塁スロー、捕手がゴロを捕って三塁スローのときにはサードのポジションに入り、サードでも数球ノックを受けた。速水はショートからセカンドへの送球のときの握り替えのスピードがかなり早かった。

◆ 2年目以降の選手たちは?

 2年目以降の選手たちも、ロッテ浦和球場で2週間後に迫った春季キャンプに向けて自主トレに励んだ。

 小川龍成、佐々木朗希、山本大斗の3人は8時50分過ぎにはすでにグラウンドでランニング。小川と山本は一緒にキャッチボールをし、その後ショートのポジションでノック。小川は最初板のグローブで受け、途中からグローブをはめて左右に打ってもらったり、時折ランニングスローを織り交ぜるなど、15日までのノックとは違う形だった。

 佐々木朗希は入念にキャッチボールを行ったあと、小川と山本大のノックを一緒に受ける場面も。小川、佐々木、山本はノックが終わったあとはグラウンドを後にした。

 10時すぎには茶谷健太、西巻賢二、山口航輝、西川僚祐の4選手が、それぞれランニング。茶谷、山口、西川の3人はランニングやウォーミングアップが終わったあとにキャッチボールを行い、山口はファーストミットで行っていた。

 山口と西川はファースト、茶谷はサードのポジションでノックを受け、茶谷はサードだけでなく、ショートでもノックを受けた。山口は一塁へのゴロを捕球したあと、二塁へ送球する練習も行っていた。また、山口はキャッチボールからノックまでの隙間時間を使い壁当てをするなど、1分1秒を無駄にすることなく体を動かした。

 福田秀平もランニング、ラダーを使ったトレーニングなどで汗を流していた。

取材・文=岩下雄太