テキーラカクテル「エル・ディアブロ」とは?作り方から名前の意味まで
テキーラカクテル「エル・ディアブロ」とは
「エル・ディアブロ」は、メキシコの生まれの蒸留酒「テキーラ」をベースに作られるカクテルです。テキーラ・カシスリキュール・ジンジャーエールに、レシピによってライムやレモンの果汁やジュースが入ります。さっぱりしたさわやかな飲み口が特徴で、赤い見た目とのギャップのある味わいが魅力です。
エル・ディアブロの作り方
ライムを使う、エル・ディアブロの基本レシピです。氷が入るロングカクテルのスタイル。シェーカーは必要なく、グラスに入れて混ぜるだけでよいため、おうちでも気軽に楽しめますよ。マドラーや柄の長いスプーンがあればOK。ライムが手に入らなければ、レモン果汁やレモンジュースで作ってもよいでしょう。
材料(1人分)
・テキーラ……45cc
・カシスリキュール……15cc
・ジンジャーエール……100~150cc
・ライム果汁またはライムジュース……10cc
・氷……適量
・(お好みで)カットまたはスライスライム……1切れ
※ライム果汁はレモン果汁またはレモンジュースでも可
作り方
1. タンブラーに氷を入れ、テキーラ、カシスリキュール、ライム果汁を加えてマドラーでかき混ぜる
2. なるべく氷に当たらないよう、ジンジャーエールをタンブラーの8~9分目まで注ぎ入れる
3. 氷を下から少し持ち上げ、軽く上下に混ぜ合わせる
4. お好みでカットまたはスライスしたライムを入れたり添えたりする
気になる味わいやアルコール度数
味わい
色や名前から連想されるイメージとは異なり、とても飲み口がさわやか。フルーティーで甘いカシスとスパイシーなジンジャーエールと混ざり合い、さわやかなライムの酸味がキュッと味を引き締めます。
さっぱりとしていて甘味は強くなく軽い口当たりで、つい進んでしまう魅惑の味。食事とも合わせやすく、さまざまなシチュエーションで楽しめますよ。
アルコール度数
レシピにもよりますが、上で紹介したレシピなら12~14度です。テキーラを30ccにすると、10~12度になります。テキーラやジンジャーエールの量、使う材料によっても変わり、11~16度程度が目安です。カクテルのなかでは普通で、それほど高くありません。
エル・ディアブロの名前の意味
ディアブロは、スペイン語で「悪魔」という意味があります。カシスリキュールを使うため、真っ赤な色に染まって毒々しいカクテルに。その見た目が悪魔の血を連想させることから、その名前が付きました。
エル・ディアブロのカクテル言葉
エル・ディアブロのカクテル言葉は、「気を付けて」です。相手を気遣うようなやさしい言葉を意味しており、友人の新しい門出を祝い、送り出すときに飲まれることも多くあります。ただ飲み口がよいため、この言葉のとおり飲みすぎには「気を付けて」くださいね。
悪魔のような「エル・ディアブロ」をご賞味あれ
エル・ディアブロは、真っ赤な見た目の割に、とても飲みやすいカクテル。辛口で軽い味わいのテキーラに、ライムのさわやかな酸味が効いた、さっぱりとした味わいです。カシスのフルーティーな甘味やジンジャーエールのスパイシーな炭酸が加わり、見た目や名前の意味に反して口当たりが良好。
魅惑的なおいしさですが、飲みすぎには「気を付けて」くださいね。特別な道具は必要なく簡単に作れるので、家飲みで楽しんでみませんか。