「古巣に戻った」スター選手たち11名
サッカーでは移籍がつきものであり、選手は新しいクラブを求めて去っていくもの。しかしながら、その一方で愛着ある古巣に戻る選択をする選手も。
今回は『Planet Football』の記事から、古巣に復帰するという選択をした選手たちを特集しよう。なおジェラール・ピケやセスク・ファブレガスはバルセロナのトップで出ていなかったので除外しているそう。
ダニ・アウヴェス
復帰したクラブ:バルセロナ
5年間の時を経てバルセロナに戻ってきたダニ・アウヴェス。退団してからユヴェントス、サンパウロでプレーし、ブラジルリーグではなんと「10番」として起用されたこともあった。盟友チャビ・エルナンデスの声に応えて復帰。
ティエリ・アンリ
復帰したクラブ:アーセナル
アーセナルを離れてからバルセロナでプレーし、それから米国に渡ってニューヨーク・レッドブルズに加入したアンリ。MLSの中断期間に古巣へ戻り、短期間のみプレーしている。
ロビー・ファウラー
復帰したクラブ:リヴァプール
リヴァプールで強烈な存在感を発揮し「ゴッド」と呼ばれたレジェンド。一度退団したものの、マンチェスター・シティから2006年にアンフィールドへと戻ってきた。2年間で12ゴールを決め、再びチームを離れている。
ディディエ・ドログバ
復帰したクラブ:チェルシー
2012年にチェルシーで初めてチャンピオンズリーグを制覇したあと、中国へと移籍。その後トルコの名門ガラタサライでプレーしたあと、2014年にチェルシーへと復帰している。プレミアリーグで4回目の優勝を果たし、1年後にアメリカへ去っていった。
ポール・ポグバ
復帰したクラブ:マンチェスター・ユナイテッド
マンチェスター・ユナイテッドの下部組織で育ったものの、トップチームでの出番が与えられなかったためにフリーで退団。ユヴェントスへ移籍してブレイクすると、後にプレミアリーグへの復帰を決断した。ユナイテッドからは8900万ポンドというとてつもない移籍金が支払われている。
香川真司
復帰したクラブ:ドルトムント
ボルシア・ドルトムントではユルゲン・クロップ監督の下で中心的な役割を果たし、2012年にはブンデスリーガとカップ戦の二冠に貢献。そしてマンチェスター・ユナイテッドへ移籍したが、なかなか出場機会に恵まれず2年後に復帰した。
ジャーメイン・デフォー
復帰したクラブ:トッテナム、ボーンマス
2つのクラブに2回所属したことがある珍しい選手。キャリアの初期に貸し出されていたボーンマスには17年ぶりに、トッテナムにはポーツマス移籍後すぐに復帰している。
カルロス・テベス
復帰したクラブ:ボカ・ジュニオルス
古巣に復帰したブラジル人やアルゼンチン人は数えきれないが、近年ではテベスが「3回」ボカ・ジュニオルスに所属して話題に。ユヴェントスから2015年にボカへ移籍し、11年ぶりに復帰。そして中国へ去ったものの全く環境に馴染めず、3度めの加入を果たしている。
ネマニャ・マティッチ
復帰したクラブ:チェルシー
ローン移籍を積極的に活用し多くの選手を保有するチェルシー。そのシステム上2回所属した選手も数人いるが、マティッチはその中でも印象的な存在。ダヴィド・ルイスの獲得にあたって取引の一部として譲渡されたが、ポルトガルで活躍して買い戻された。
マリオ・ゲッツェ
復帰したクラブ:ドルトムント
ドルトムントも選手が復帰してくることが多いチームだ。香川に続いてマリオ・ゲッツェもバイエルンでのプレーを経て2016年に復帰。フィットネスの問題で再び輝くことはできなかったが、2020年に移籍したPSVで復活を見せている。
マッツ・フメルス
復帰したクラブ:バイエルン、ドルトムント
2つのクラブを行き来した珍しい選手。バイエルンで台頭できなかった彼はドルトムントに活躍の場を求め、そこでブレイクしたあとに再びバイエルンへ。そしてふたたびドルトムントに戻ってくるというキャリアを歩んでいる。