お弁当や朝食に便利な3品を30分で!週末作り置きレシピ#33

30分で3品作れる!冷めてもおいしい作り置き作っていきましょう

過ごしやすくなってきましたね。実りの秋。楽しみたいことや味わいたいものがたくさんある季節です。

おうちで過ごす時間を有意義なものにするためにも、作り置きを活用して、ゆとりのある日々を送りましょう。

今回の作り置きおかず3品はこちら!

左から、

1.さつまいもと鶏肉のマスタード炒め
2.牛肉としらたきのしぐれ煮
3.にんにくの醤油漬け

です。

秋の味覚といえばさつまいも!1品目は、甘くおいしいさつまいもを使い、食欲をそそる味付けの炒め物にしました。

2品目は、作り置きでもしっかりおかずになるように、牛肉を使った時短おかず。

3品目のにんにくの醤油漬けは、保存食にもおすすめ。いろいろな料理の下味に大活躍してくれますよ。

それでは、30分で3品、調理スタート!

1. 甘みと辛みのバランスが絶妙!さつまいもと鶏肉のマスタード炒め

焼き芋や芋天など、さつまいもの食べ方はいろいろですが、副菜の具材に使うことが多いと思います。そんなさつまいもを、主菜にもなるおかずの主役にしたのがこのひと品。

さつまいもを薄切りにすることで、短時間で火が通るようにした時短料理。粒マスタードとさつまいもの味のバランスが絶妙です。

材料

・さつまいも……1本から2本(200gくらい)
・鶏肉……1枚
・片栗粉……適量
・オリーブ油……適量
a.にんにくのすりおろし……小さじ1杯
a.塩、こしょう……各少々
a.酒……大さじ1杯
b.粒マスタード……大さじ2杯
b.ハチミツ……大さじ1と1/2杯
b.麺つゆ(2倍濃縮)……大さじ2杯
b.酢……大さじ1/2杯

作り方

1. 鶏肉は皮を剥ぎ、ひと口サイズに切って(a)を揉み込み、片栗粉を付けておく。さつまいもはたわしなどで皮の部分をきれいに洗い、薄い半月切りにする

2. フライパンにオリーブ油を熱し、さつまいもを入れて炒める。さつまいもの色が変わってきたら一旦取り出す

3. フライパンに再度オリーブ油を足し、鶏肉を入れて両面をカリッと焼く。余分な油をキッチンペーパーで拭き取って2を戻し入れ、弱火にして(b)を入れ、炒め合わせたら完成

2. ご飯が進むヘルシーおかず!牛肉としらたきのしぐれ煮

牛肉のしぐれ煮をよく作るのですが、甘辛い味でご飯が進むので我が家では大人気です。「やっぱり牛肉おいしいなぁ~!」と好反応が飛び交いますが、牛肉は高くて、毎日買うのは辛い……というのが主婦の本音。

そこで、かさ増しに役立つしらたきにご協力いただくことにしました。安くて食感があり、カロリーを抑えるにも便利なしらたきを加えて、おいしいしぐれ煮を作りましょう。

材料

・牛肉こま切れ……200g
・しらたき……2袋
・生姜……大さじ1にのるくらい
・油……適量
a.しょうゆ……大さじ2杯
a.麺つゆ(2倍濃縮)大さじ2杯
a.砂糖……大さじ3杯
a.みりん……大さじ1~2杯

作り方

1. 鍋に水を入れ、しらたきを水からゆでる。沸騰したらざるにあげて水気を切り、食べやすい長さに切る。牛肉は細かく切る。生姜は千切りしておく

2. フライパンに油を熱して牛肉と生姜を炒め、半分くらい火が通ったらしらたきを加えて炒める。しらたきの水分が飛んできたら(a)を加え、汁気がなくなるまで炒めたら完成

3. 料理の下味でも活躍!にんにくの醤油漬け

チューブのにんにくは便利ですが、やはり生のにんにくを切ったり擦ったりしたほうが味も香りも濃く、パンチの効いた料理になりますね。

そこでおすすめしたいのが、にんにくの醤油漬けの作り置き。そのまま食べておいしいのはもちろん、料理の味付けにも便利。にんにくの香りや旨味が移った醤油は、炒め物の調味や唐揚げの下味など、いろいろな料理に使うことができますよ。

材料

・にんにく……保存したい分量(何玉でも可能)
・醤油……瓶に入れたにんにくが浸かる量
・清潔な保存瓶

作り方

1. にんにくの薄皮まできれいに剥ぎ、根本の汚れた部分は切る

2. 水分をきれいにキッチンペーパーで拭き取り、1時間ほど乾燥させておく

3. 煮沸消毒した清潔な瓶ににんにくを入れ、にんにくが浸るまで醤油を注いで完成

冷蔵庫で保存してください。2週間ほど漬け込むと、にんにくが浸かった醤油に風味が移り、にんにく醤油として使えるようになります。