新シーズンの最初の公式戦まで残り2週間を切ったボルシア・ドルトムント。しかしながらマルコ・ローゼ新監督にとっては、特にセンターバックにおけるやりくりを迫られているところ。土曜のビルバオとの練習試合では、マロニーとパパドプロスのU23が起用されており、ユーロ参加のフメルスとジャンは火曜から、アカンジは木曜から合流が見込まれている。

 一方でフメルスは膝蓋腱に問題を抱えたままとなっており、若手ナムディ・コリンズは9日前の練習試合で負傷。膝の大怪我から復調を目指すザガドゥは「良い感覚ではあるけど、あと2・3ヶ月は必要だと思う」とメディアに対して明かした。同じくパリSGからかゆうした17歳クリバリも復調を目指し、ランニングメニューをこなしている状況だ。

 つまりは我慢を強いられることになるが、「僕の場合は怪我の経験があるからね、そこまで難しいものではないよ」とザガドゥ。「回復のために十分時間をかけていくよ」と述べており、また今季までとなる契約も気になるところだが、「今は意識していない」ものの基本的に延長線上にあることは確か。「クラブが望んでくれるのであれば、喜んで残りたいね」と意気込みをみせた。