Lenovoは6月28日、スタンド機構付きのAndroidタブレット新製品「Yoga Tab 13」および「Yoga Tab 11」を海外発表した。

13インチの「Yoga Tab 13」は、2021年6月に販売予定で、価格は799ユーロからの見込み。また、11インチの「Yoga Tab 11」は、2021年7月に販売予定で、価格は349ユーロからの見込み。

2機種とも、背面に取っ手式のキックスタンドを備え、自立させたり壁掛けしたりしてコンテンツを視聴できるAndroidタブレット。前面には8MPカメラを内蔵し、ビデオ通話が行えるほか、Lenovo Precision Pen 2によるペン入力も利用できる。

13インチの「Yoga Tab 13」は、エンターテイメントや仕事利用を想定した1台。LTPS(Low Temperature Poly-Silicon)ディスプレイを採用し、Dolby Vision HDRもサポート、sRGBも100%カバーする。本体にはHDMI入力機能を備え、PCなどとmicro-HDMIケーブルで接続し、手軽なセカンドディスプレイとしても活用可能。

プロセッサはQualcomm Snapdragon 870を採用し、メモリは8GB、ストレージは128GBもしくは256GB。バッテリー容量は10,000mAhで、最大12時間の動画再生に対応するという。重さは830g。



Yoga Tab 13。カラーはShadow Blackで、Surfaceなどでも採用されているソフトタッチの高級素材「Alcantara」で覆われているという




壁掛け利用のほか、HDMI入力によりPCのサブディスプレイとしても活用できる


11インチの「Yoga Tab 11」は、家族利用に適したモデル。ブルーライトを低減する目の保護機能やペアレンタルコントロールを備えたほか、Googleのキッズスペースモードも利用可能。Lenovo Precision Pen 2の対応により、自宅学習にも役立つとする。

プロセッサはMediaTek Helio G90Tで、メモリとストレージは4GB+128GB、もしくは8GB+256GB。バッテリー容量は7,500mAhで、最大15時間の動画再生に対応するという。重さは655g。



Yoga Tab 11。カラーはStorm Grey




Yoga Tab 11も壁掛け利用に対応。コンテンツの利用も


○Yoga Tab 13の主な仕様

プロセッサ:Qualcomm Snapdragon 870

OS:Android 11

メモリ:8GB

ストレージ:128GB / 256GB

バッテリー:10,000mAh、最大12時間の動画再生

ディスプレイ:13インチ(2,160×1,350ドット)、60Hz

オーディオ:クアッドJBLスピーカー、Dolby Atmosサポート、3マイク内蔵

無線LAN、Bluetooth:Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2

本体サイズ:W293.35×D6.2〜24.9×H203.98mm

重さ:830g

カラー:Shadow Black

○Yoga Tab 11の主な仕様

プロセッサ: Wi-Fi版/MediaTek Helio G90T(MT8185)、LTE版/MediaTek Helio G90T(MT8789)

OS:Android 11

メモリ:4GB / 8GB

ストレージ:128GB / 256GB

バッテリー:7,500mAh、最大15時間の動画再生

ディスプレイ:11インチ(2,000×1,200ドット)液晶、60Hz

オーディオ:クアッドJBLスピーカー、Dolby Atmosサポート、2マイク内蔵

無線LAN、Bluetooth:Wi-Fi 5、Bluetooth 5.0

本体サイズ:W169.02×D7.9〜8.3×H256.84mm

重さ:655g

カラー:Storm Grey