トム・ホランド、歴代スパイダーマン俳優のシリーズ第3弾出演を否定
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の『スパイダーマン』シリーズで主演を務めるトム・ホランドが、歴代スパイダーマン俳優がシリーズ第3弾に出演するといううわさを、Esquireのインタビュー内で否定した。
過去の実写映画でスパイダーマンを演じたトビー・マグワイアとアンドリュー・ガーフィールドが、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019)の続編に出演するといううわさは、昨年10月にFandomWireが「『スパイダーマン3』に携わるソニー関係者と近い情報筋」からの情報として報じたことから一気に広まった。大手メディアが追随していないこともあってその信ぴょう性には疑問の声もあるほか、米マーベルやソニーからの公式発表もいまだない。
そんななか、インタビュー内で二人が出演する可能性を尋ねられたホランドは、「いや、彼らはこの映画には登場しないよ」と否定。「彼らが超重要な情報を隠していなければだけど、そいつは僕から遠ざけるにはデカすぎる秘密だ。でも今のところ、答えはノーだよ。(新作は)僕らが作ってきたスパイダーマン映画の続きになる」と語っている。
主演俳優が自らうわさを否定した形だが、うっかりマーベル映画の秘密をもらしがちなトムには、『アベンジャーズ/エンドゲーム』の撮影において、誰と共演しているのか教えてもらえなかったという逸話もあるほど。また今回の第3弾には、『スパイダーマン2』に登場した悪役ドクター・オクトパス(アルフレッド・モリーナ)、『アメイジング・スパイダーマン2』の悪役エレクトロ(ジェイミー・フォックス)、さらにベネディクト・カンバーバッチ演じるドクター・ストレンジの登場が各メディアで報じられており、過去のシリーズとクロスオーバーする可能性は高い。果たしてファンへのビッグサプライズは用意されているのか。
シリーズ第3弾は現在撮影中で、2021年12月17日全米公開予定。MJ役のゼンデイヤ、メイおばさん役のマリサ・トメイ、ネッド役のジェイコブ・バタロン、フラッシュ役のトニー・レヴォロリらが続投し、前2作に引き続きジョン・ワッツ監督がメガホンを取る。(編集部・入倉功一)