ロールプレイングゲーム(RPG)では、村や町にある宿屋などがセーブポイントになっていて、プレイヤーが中に入ると宿屋の主人が「よく参られた旅のお方」というセリフとともに迎えるのが一般的。犬舎に入るなり、待ち構えていたわんこ達の姿がまるでセーブポイントな光景がTwitterで話題です。

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 犬舎に入った飼い主のマヨネさんを迎えたのは、柴犬のモモさん(4歳)とその娘達(2歳)。ちょうど強い寒波が日本を襲っていたこともあり、ストーブの周囲に陣取って、暖かくなるのを待っていた様子。

 その光景は、あまりにもRPGのセーブポイントにいるキャラクターっぽさ満点。そこでマヨネさん、

「よく参られた旅のお方
セーブしたければ
この燭台に火を灯すのです」

 と、いかにもセーブポイントのノンプレイヤーキャラクタ(NPC)が言いそうなセリフを「セーブポイント」というハッシュタグ付きでTwitterに投稿したのでした。

 このストーブは、わんこ達が冷え込んでも寒くないよう、マヨネさんが仕事先で廃棄される予定だったものを譲り受け、内部に溜まったススを落としたり、芯を交換したりして再生したもの。2019年の12月から、犬舎の暖房に活躍しています。

 近づきすぎると危ないので、ストーブの周りにはガードフェンスが設置され、その周囲に毛布を配置。外が寒くても、これならぬっくぬくですね。

 さて、セーブポイント(?)にやってきたマヨネさんは、燭台……ではなく、ストーブに点火。わんこ達も無事暖まることができたのでした。どうやら、わんこ達にとってストーブで暖房される犬舎は、ゲームのセーブポイント的な存在なのかもしれませんね。

<記事化協力>
マヨネさん(@GMJpaCSCbuIDYDw)

(咲村珠樹)