業務スーパーで販売されている『徳用フランクフルト』をご存じでしょうか。

どっしり太いフランクフルトソーセージが1kg入り。業スーのソーセージ類のなかではトップクラスの格安品ですけど、ふんわり系の食感でクオリティはいまいち。刻んで料理に使ったり、おやつとして消費するのが無難でしょうか。

業務スーパー|徳用フランクフルト|496円

業務スーパーにて496円(税込、税抜460円)で販売中です。内容量は1kg、カロリーは100gあたり289kcal(炭水化物 7.1g、脂質 23.0g)。コスパ(単価)は100gあたり約50円の計算ですね。定番品の『こだわり生フランク ハーブ入り』(1kg・753円)などと比較して、さらに格安な価格設定になっています。販売は神戸物産、製造はそのグループ会社であるグリーンポートリー。

ホットプレートやフライパンで焼くだけの簡単調理。軽くボイルしてから焼き目を付けてもOKですけど、いずれの調理方法でもケーシングの食感はそれなり。かなり薄めで存在感が弱く、パリッと食感と言うには物足りない、クニッと柔らかめの歯ざわりに留まります。

中のひき肉は豚脂肪を混ぜた鶏肉で、粗びき感ゼロのふんわりなめらかな歯ざわり。肉汁感はありますけど、オイリーで口当たりはもうひとつ。同じく格安品の『徳用ウインナー』(1kg・496円)に似たザンネンな食感で、極太サイズなぶん本品のほうが扱いに困る感じです。味は平凡なので、やはり刻んで炒め物やナポリタンの具材にしたり、マスタードなどの調味料をたっぷりつけてジャンク系おやつにするのが一番ですね。

特徴をまとめると以下のようになります。

国産鶏肉に豚脂肪と結着材料を加えた冷蔵フランクフルトソーセージ薄いケーシングに包まれたふわふわ柔らかな食感で、歯ごたえ皆無の物足りないクオリティ風味は平均的だけど、極太なぶん食感の寂しさが際立ち、刻む以外ではアレンジにも使いづらい価格を最重視するなら買っていいけど、『SEARA ポークフランク チョリソー』(800g・599円)などを選ぶほうが無難