ブラジル代表のFWロナウドがまたもや批判の矢面に立たされた。今回の批判の出どころはプレーするスペインや母国ブラジルではなく、来たるワールドカップのグループリーグでブラジルが対戦するオーストラリアだ。

発端は、ロナウドが雑誌‘Alpha’のインタビュー内で、オーストラリア代表を軽視する発言を連発したこと。ロナウドは「オーストラリア代表については何も知らない」と言ったばかりか、オーストラリアの代表格であるマーク・ビドゥカ(ミドルスブラ)やハリー・キューウェル(リバプール)についても「聞いたことがない」とバッサリ。

さらには「唯一知っているのは、オサスナでプレーしている選手だけ」とコメントしたが、ロナウドが指しているFWジョン・アロイージは今季からアラベスでプレーしているといったオマケ付きだ。

最後にロナウドは「オーストラリアのグループリーグ突破は厳しいだろうね」と語っており、このインタビュー内容にオーストラリアのメディアはこぞって『ロナウドの発言は対戦相手に敬意を欠くもの』といった論調で批判を展開している。