初めて白新線に乗ります【50代から始めた鉄道趣味】299
※2014年7月撮影
青春18きっぷ鉄道旅vol.12、2日目は柏崎駅から越後線で吉田駅、弥彦線で二駅、弥彦駅でコンビニのサンドイッチという朝食をとったところまででした。電化路線が続くので懐かしい国鉄115系が並びます。なかなかキハ40系が登場しません。
弥彦駅を8:20に出発、吉田駅経由で9:31に新潟駅に着きました。駅そばがありましたが、流石にまだオナカは減っていません。
※2014年7月撮影
しかし、ここで問題発生。
当初は、2010年末に大雪で乱れたダイヤの中で救われた「きらきら羽越」に乗って、暑い中、楽をしようと目論んでいました。指定券代を払えば青春18きっぷで利用できます。しかし、7月26日、夏休みに入ったばかりで「きらきら羽越」の指定券が満席で売り切れだったのです。オマケに新潟駅はすごい混雑で息苦しい。10:23発の白新線で豊栄駅まで逃げるコトにしました。JR東日本E127系直流電車。カラーリングは115系2次新潟色に準じています。2015年3月でE127系電車は白新線での運用が終了しています。
※2014年7月撮影
阿賀野川を渡ります。上流側に日本海東北自動車道の「阿賀のかけはし」が見えます。阿賀野川を渡って新崎駅までは複線でした。
※2014年7月撮影
10:43、豊栄駅に初めて来ました。というか白新線も初めてです。しかし、暑いです。南口の駅前に出てもほとんど店舗は見えません。
※2014年7月撮影
白新線は、起点が羽越本線新発田駅、終点が新潟駅の27.3km。何故白新線なのかというと、1927年(昭和2年)改正鉄道敷設法別表第55号の2「新潟県白山ヨリ新発田二至ル鉄道」がスタートだったからです。白山駅は越後線で新潟の隣駅です。1972年(昭和47年)電化されています。
豊栄駅に来た新潟行E127系電車に「新潟デスティネーションキャンペーン応援隊長 レルヒさん」が貼られていました。レルヒさんは実在の人物。1911年(明治44年)新潟県高田町(現・上越市)でスキー指導を行ったオーストリア軍人”テオドール・フォン・レルヒ少佐”です。「日本スキー発祥100周年」のメインキャラクター。
※2014年7月撮影
湘南カラーの115系電車が単線をやってきます。115系電車も2018年のダイヤ改正で白新線での運用が終了しています。
※2014年7月撮影
豊栄駅発11:04の村上行に乗りました。新発田駅から羽越本線に入って村上駅まで行きます。沿線は穀倉地帯です。
※2014年7月撮影
駅名が名字みたいです。かつては佐々木村がありました。駅の開業は1952年(昭和27年)。1959年(昭和34年)佐々木村は新発田町に編入されました。佐々木という地名は駅の西側に残っています。でも駅所在地は、新潟県新発田市上中沢。
※2014年7月撮影
佐々木駅でJR東日本E653系1000番台標準塗装の特急「いなほ」と列車交換しました。
※2014年7月撮影
次は村上駅です。ようやくキハ40系が登場しますよ。
(写真・文/住田至朗)