石原さとみが、1月3日放送の『石原さとみのすっぴん旅inギリシャ』(フジテレビ系)で、自分と向き合えるようになった転機について明かした。

 女性プロデューサーとの “女子旅” 調の演出で、本音女子トークがくりひろげられた同番組。「なんでも答えますよ!……でも、『それ答えられません』もありでしょ?」とおどける彼女が語ったのは、人生を変えた出来事。

「雑誌『an・an』のくびれ特集があって、『撮影は10日後です』と言われたの。お風呂場に全身鏡を置いたら、とんでもなかったわけ、自分が。

 それで、生まれて初めてダイエットをした。エステとかフィットネスとか、10日間ずっと続けたの。

 それで10日後に撮影したら、写真で自分の体を見て好きになって。初めてファッション誌というものに携わらせてもらって、すごく素敵に撮ってくれたからかな。『いい写真だな』と思って、いまもすごく大事にしてる。

 そこから、自分の体とか顔に向き合うようになった。唇とか大嫌いだったけど、リップというものを覚えて」

 石原には、自分の体でとくに好きなパーツがある。

「アゴのラインなんだよね。そこを見せるには、その下(喉とアゴの境目)をへこまさなきゃいけなくて。へこますには、胸鎖乳突筋(首の脇の筋肉)が出てないといけないの。そこを鍛えるためには、背筋運動をするのがよくて。

 アゴのラインは、他人のもめっちゃ好きで、男性でも女性でも気になって見ちゃいますね」

 加えて最近、心への向き合い方も変わった。

「エゴサーチをしてた時期がありました。したときに、すごい嫌な気持ちになって。ネガティブなことを言われているときに、否定もできないし。でも、2019年7月1日、下半期が始まったときにやめました。

 たぶん疲れたんだと思う。『誰かにこう思われたい』とか、その先を考えるよりも、『自分が自分のためにしたいことをする』っていうふうになった。完全なる、究極の自己満足。そうすると、『心が豊かになって満たされている』のがすごくわかったの」

 現地の一般人にボーイフレンドの存在をたずねられて、「いまいないんです。好きなタイプは、ん〜……なんかオタク」と答えた石原。

 旅で心を “すっぴん” にした彼女に、2020年のさらなる活躍を期待してます!