冬になると食べたくなる、アツアツのブリ大根。筆者も大好きな1品だが、いま「ブリ大根」を見事に表現した絵が、ツイッターで話題になっている。

それがこちらだ。


なんかおかしい(画像はポトス@6J334QDAlkSAgepさん提供)

...おや?ブリ大根ってこんなんだっけ?

頭は魚、尾ひれ部分が大根と葉になった半魚半大根スタイル。葉がいい感じにヒラヒラしており、このまま海を泳げそうだ。

「ぶり大根」と名付けられたこの作品の制作者は、ツイッターユーザーのポトス(@6J334QDAlkSAgep)さん。2018年4月に投稿して話題になっていたものを、19年11月19日に引用する形で、

「そろそろ誰かパクツイしてくれてもいい頃じゃない????ねえ?????」

と投稿。ポトスさんの希望通り他のユーザーがこの絵を投稿し、再び話題となった。

ポトスさんの絵に対し、ユーザーからは、

「海で獲れるのか、それとも畑で取れるのかそれが問題だ」
「この子、横に切って境目を楽しみたいな」
「境界で若干グラデーション意識してるのが笑えるw」

といった声が寄せられている。たしかに、接合部分はどうなっているのだろうか...。

先生「色鉛筆の使い方が上手くなったね」

Jタウンネットは21日、ポトスさんに「ぶり大根」の制作経緯を聞いた。

この絵を描いたのは3年前、ポトスさんが中学3年生の時だ。当時美術部に所属していたポトスさんがその日に描くテーマが決まらず料理図鑑を眺めていたところ、ブリ大根が目に留まり絵の着想を得たという。

ポトスさんは当時の周囲の反応について、

「色鉛筆の使い方が上手くなったねって先生に褒められたのが印象的です。あと同学年の子の笑いを取れました」

と振り返る。このインパクトのある絵で色鉛筆の使い方に注目するとは、さすが美術の先生。色使いが綺麗なのもなんだかシュールだ。

ブリ大根は「そこそこ好き」だというポトスさん。ツイッターで再び話題になったことについては、

「ぶり大根のポテンシャルえげつ高いなって思います」

とした。

なお、ポトスさんは近日中に、この「ぶり大根」のアクリルキーホルダーをネット販売する予定だ。