南アフリカは日本のスピード感に溢れたラグビーを警戒している【写真:荒川祐史】

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15日の記者会見でのスティックコーチの発言にNZメディアも反応

 ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会、20日の準々決勝で日本と激突する世界ランク5位の南アフリカが15日、会見。ムズワンディル・スティック・アシスタントコーチが「日本のプレースタイルはオールブラックスのようだ」とコメントしたことに、ニュージーランドメディアも注目している。

 15日に都内で会見したスプリングボクスのスティックコーチ。日本に関しては、「彼らにはニュージーランドのコーチがいる。ニュージーランドの哲学は知っている」と話し、NZ出身のトニー・ブラウン・アタックコーチが注入するイズムに関心を寄せていた。

 この発言にNZメディア「stuff」も注目。「日本対南アフリカ:日本のニュージーランド人コーチが、オールブラックスのようにプレーする方法をチームに示した」と題した記事でフォーカスしている。

「スプリングボックスのアシスタントコーチであるムズワンディル・スティックによると、日本のプレースタイルはオールブラックスと類似している、という」

 記事では南アのスティックコーチの発言を紹介。「彼らのラグビースタイルは素晴らしい。優秀な、走るラグビーだ。ハイテンポでプレーする」「ディフェンスにおいて、ベストを尽くさければいけない。彼らは非常に巧みであり、素早い選手がいるからね」などとコメントしていたことを伝えている。

 対戦相手が認める、日本のオールブラックスばりのハイテンポなラグビー。引き合いに出された本場のメディアも日本の戦いぶりに注目している。(THE ANSWER編集部)