異例の取り組みに打って出たウファFC

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「金返せ!」--。いまやなかなか耳にすることすらない敗戦チームファンの常套句だが、ロシア・プレミアリーグには自らそんな取り組みに打って出るクラブがあるようだ。現地メディア『TASS』が報じている。

 禁断の一手を講じたのは、2009年に創設されたばかりの新興クラブ・ウファFC。3月3日、古豪ディナモ・モスクワをホームに迎える第18節にもし敗れた場合、その試合のチケットを返金し、さらに次のホームゲームのチケットも配布するという。

 ウファFCは現在、ディナモに敗れれば自動降格圏に沈む可能性のある14位。ゼネラルディレクターのシャミル・ガジゾフ氏は「彼らの能力に自信があることを示している」と取り組みの動機を述べ、大勢のファンの来場を呼びかけている。