安田愛里さん「ファーストは個人戦だったけど、セカンドはユニットでの戦いなので、みんなとの一体感も生まれて、成長できたなと思います」

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■ 私が生きてきた中で一番濃い一年でした

【写真を見る】「楽屋で長月翠ちゃんが『私たち、ラストアイドルだよ!』って言ってくれて、そこで実感してみんなで泣きました」

 オーディション番組「ラストアイドル」(テレビ朝日)から誕生したアイドルグループ、ラストアイドル。デビュー曲「バンドワゴン」の正式メンバーを目指して、番組のファーストシーズン(17年8月〜12月)では毎回メンバー入れ替えの歌でのバトルが繰り広げられた。安田愛里さんは見事勝ち抜き、正式メンバーの一人に選ばれた。

「K-POPのKARAさんが好きで、アイドルに憧れていたので、『ラストアイドル』に出ることは大きなチャンスだと思いました。いつ対戦が来るのかわからないし、どんな相手かもわからないので大変でしたね。体調維持や歌などのパフォーマンス強化を行いながらも、不安もあってよく泣いていました。でも、応援してくださる方が多くなって、みんなの気持ちに応えるためにもラストアイドルとしてデビューしたいと思うようになりました。ですから、勝ち残ってCDデビューが決まった時はすごくうれしかったです」

 セカンドシーズンでは、ユニットごとのプロデューサー対決が行われた。

「最初は『またバトル?ここまで頑張ってきた意味って何だろう?』とネガティブな気持ちになりました。でも、小室哲哉さんにプロデュースをしてもらえて、どんどんメンタル面も強くなりましたし、ファーストは個人戦だったけど、セカンドはユニットでの戦いなので、みんなとの一体感も生まれて、成長できたなと思います」

 結果的にプロデューサーバトルでは負けてしまい、ユニット名もラストアイドルからLaLuce(ラルーチェ)に変更された。しかし、プロデューサーバトル第2弾が行われた「ラストアイドル in AbemaTV」で、LaLuceが勝利し、4thシングルの表題曲が彼女たちの「Everythig will be all right」となった。

「勝った直後は、またラストアイドルを名乗れるという実感がなくて。でも、楽屋で長月翠ちゃんが『私たち、ラストアイドルだよ!』って言ってくれて、そこで実感してみんなで泣きました」

 12/19㊌に「TOKYO DOME CITY HALL」でラストアイドルデビュー1周年コンサートが開催される。

「CDデビューしてまだ1年ですけど、私が生きてきた中で一番濃い一年でした。この一年でいろんな経験をしましたし、成長もしましたので、この日のパフォーマンスでそれらを感じてもらいたいなと思っています」

撮影=石塚雅人/取材・文=田中隆信/ヘアメイク=市嶋あかね/スタイリスト=安藤真由美(super continental) /キャスティング=千葉由知(ribelo visualworks)

「ラストアイドル1周年記念コンサート」12/19㊌開催

シングル「バンドワゴン」でのC Dデビューから1周年を迎えるラストアイドル。そのアニバーサリーを祝って、1期生、2期生、2期生アンダーメンバーの全52名が出演するコンサートを「TOKYO DOME CITY HALL」で開催する。(東京ウォーカー(全国版)・ウォーカープラス/週刊東京ウォーカー+編集長 野木原晃一)