さんまの塩焼きの方法を見直してみた!

写真拡大

ムスメはお魚が好きです。特にホッケと並んで目がないのは…さんま!

【画像を見る】「さんまの塩焼き」のレシピって「洗って焼くだけ」じゃないの…!?

夫婦2人だけの頃は水洗いしてペーパータオルで拭いて、塩ふってまたペーパータオルで拭いて…とやっていましたが、ムスメの離乳食が始まってからは

水洗いしてグリルへ直行! というズボラレシピになっていました。

あの…ホラ、薄味の方がいいのかなって…けっこうおいしいし…

ムスメが2歳になった今でもいつのまにかそれが当たり前になり、レタスクラブで「さんまの塩焼き」のレシピを見つけた時は一瞬「え?洗って焼くだけじゃない?」と本気で思ってしまいました。慣れって怖い…!笑

そんなわけで見直してみました。ちゃんとしたさんまの塩焼き!

■ 1、包丁で表面をしごく

包丁で頭の方に向かって軽くしごいて、うろこやぬめりを取る。

生臭さがとれておいしく焼ける。

その後水洗いしてペーパータオルで拭く。

えっ…鱗取りで生臭さも取れるの…?

洗うのはこの前じゃなくて後なの?

っていうか…さんまって鱗…あったの⁉︎

むしろ私の目から鱗が落ちる思いでした。笑

生臭さって、元々の鮮度と内臓を事前に取ってあるかどうかで全部決まるもんだと…。

■ 2、下ごしらえの塩をふる

1尾につき小さじ4分の1を両面にふって10~15分おき、出てきた水けと残った塩をペーパータオルで拭く。余分な水分を除くことで臭みも抜けて、身がしまる。

この部分はやってみた事はあったのですが、「水分と一緒に臭みも抜けて、身がしまる」という目的はレタスクラブを読んで初めて知りました。単純に塩味つけてんだと思ってました。恥ずかしい…!笑

今回は子ども用に半分の量でやってみたのですが、それでも時間をおいてからペーパータオルで拭くとだいぶ水分が出てきていました。

■ 3、さらに塩をふり、切り目を入れる

さんまの両面に塩をふり、包丁で片面に3~4本、斜めに切り目を入れる。

切り目を入れることで火の通りがよくなり、食べやすくなる。

※グリルの場合は網にペーパータオルで油少々を塗り、強めの中火で2~3分余熱してから焼く。

この部分を読んだ感想としては、

「えっ…さらに塩…⁉︎」

「切り目⁉︎」

「網に油⁉︎」

「余熱⁉︎」

と驚きの連続でした。

そういえば料理屋さんで見た事ありました、切り目。でもやった事はなかった…

実際入れてみると、確かに入れない状態より中まで火が通っている印象に。

あと、見た目も美味しそうです。

そして網に油。

今までグリルを洗う手間が惜しくて、アルミホイルに載せた状態でさんまを焼く事でさんまから出る油がグリルに落ちないようにしていたのですが、そのぶん油っぽくなってしまっていました。

久しぶりにグリルに直接さんまを載せて焼いてみたところ…やっぱり余分な油がないと、そのぶん美味しいです。うーん、時間がある時と来客時はなるべくこっちにしよ…!

受け皿にアルミホイルを載せるとちょっぴり掃除が楽でした。

余熱についての個人的な感想としては…

素人目線ですが、なんだかハンバーグを焼く時と同じなのかなとちょっとだけ思いました。

じわじわ温度を上げて焼くよりも、最初から高音で焼いて外側に焼き目が付くくらいの方が、中の美味しい肉汁とか脂とかが逃げて行かないのでジューシーな仕上がりになる…みたいな。

実際やってみると、焼き時間は同じでも表面に美味しそうな焦げ目がついて、いつもよりふっくらした仕上がりに!

今後もおいしく食べたいと思います。

作=きたあかり(レタスクラブニュース)