「落ちこぼれ」と言われた部署をV字回復に導いたのは「最適化」その手法を説明したイラストに共感の声
会社の同じ部署に集まっている人たち全員が同じ能力とは限らない。この状態で何もしないでいると、一部の優秀な人が仕事を抱えこみ、全体の効率が悪くなってしまう。今自分のいる職場がまさにそんな状況だと感じる人は少なくないだろう。
この状況を打破するために行ったことをプレゼン資料のようにまとめたのがベニガシラ(@poppoyakiya)さんだ。
落ちこぼれと言われてた部署に送り込まれ、V字回復させた手法をプレゼンにしました https://t.co/VlTLsUOrpA
— ベニガシラ (@poppoyakiya) 2018年9月26日
ベニガシラさんによれば、カギとなったのは「最適化」。能力に合った環境づくりを行うことで、生産性が向上したという。
今回の改善は一言で言うと最適化です。優秀な人材が雑務を抱え、他の人が手持ち無沙汰で遊んでいるを最適化になるよう、調整しただけです。まぁ、その調整が大変なのですが
— ベニガシラ (@poppoyakiya) 2018年9月26日
イラストを見たTwitterユーザーからは「勉強になります」「日本企業はこれがほとんどできてない」と共感する声が集まった。強い関心を持った人からは「具体的なやり方を」と呼びかけられて、ベニガシラさんは次のように説明している。
具体的なやり方と聞かれたので簡単に。まず納期とリードタイムを把握し、部署内の仕事の割り振りを決定。この際に個々の能力を加味する。管理職が判断できるレベルか精査後、委任。納期に合わせリアルタイムに仕事の割り振りを変更。このとき従業員が常に効率的に仕事が出来るよう柔軟に変更する。以上
— ベニガシラ (@poppoyakiya) 2018年9月26日
こうしてイラストで見ると、なぜか簡単なことのように思えるがベニガシラさんいわく「大変な下準備と労力と根気」が必要だったそうだ。
一応補足ですが、プレゼンにするとクソ簡単に見えますが、実現するのには大変な下準備と労力と根気が要りました!言うは易し、です
— ベニガシラ (@poppoyakiya) 2018年9月26日
業務効率の悪さはさまざまな弊害を招く。自分の会社もこんな状態だ…と感じたら「最適化」するか、転職するかしかないのかも…?
※この記事のツイートはベニガシラ(@poppoyakiya)さんの許可を得て掲載しています。その他、大きな画像や関連リンクはこちら