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フィッシング対策協議会はこのほど、同協議会に寄せられた2018年3月のフィッシング報告件数と、フィッシングサイトのURL件数などを公開した。

2018年3月のフィッシング報告件数は、2018年2月より1,072件増加し、1,908件であった。前月より2倍以上増加し、直近1年で最も多い結果となった。ちなみに2017年3月の報告件数は710件だった。

フィッシングサイトのURL件数は微増。前月より39件増加し、687件となった。フィッシングに悪用されたブランド件数は32件で、前月より2件増加している。フィッシング対策協議会によると、3月は同じ文面のフィッシングメールが大量のユーザーに繰り返し送られる傾向にあり、報告件数が激増したという。

フィッシングサイトでIDとパスワードを入力させたあと、マルウェア(バンキングトロイ)のインストールへ誘導するという手口も多く報告されたという。このほか仮想通貨ブランドをかたるフィッシングもいくつか報告にあがっているとして、フィッシング対策協議会は注意を促した。