「中華風豚の角煮」 レタスクラブニュースより/プロ料理家:ウー・ウェン 撮影:木村拓

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柔らかいほろほろとした肉がたまらない豚の角煮。ハードルが高そうに見えますが、作ってみると意外と簡単。今回は、作り方を覚えておけば一生ものの、簡単角煮のレシピをご紹介。ぜひ試してみて。

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■ 【中華風豚の角煮】(554Kcal、塩分1.4g)

<材料・4人分>

豚バラかたまり肉 500g、長ねぎ 1本、しょうが 1かけ、あれば八角 1/4個、砂糖、しょうゆ、酒

<作り方>

1. 豚肉は4〜5cm角に切る。ねぎは4cm長さに切り、しょうがは薄切りにする。

2. 深いフライパンまたは鍋を油をひかずに火をかけ、豚肉を並べる。

3. 豚肉の表面の色が変わって、脂が溶け出るまで焼いたら、砂糖大さじ1/2を加え、溶けた脂によくなじませる。砂糖の色が茶色っぽく変わったら、豚肉をよくからめ、しょうゆ大さじ2を加えて、さらにからめる。砂糖を豚肉になじませて、茶色っぽい色になるまで加熱し、肉にからませることで、風味が増す。砂糖が肉にからまったら、しょうゆを加え、ここで味をつけて、煮込む。

4. 豚肉の全体にしょうゆががらまったら、酒1カップ、水1/2カップを注ぎ、ねぎ、しょうが、八角を加え、煮立たせる。煮立ったら弱火にしてふたをし、約1時間煮る。

5. 4の煮汁がほとんどなくなったらふたを取り、強火にして煮立たせて照りを出し、豚肉によくからめる。

つやつやしたしょうゆの色が食欲をかりたてる角煮料理です。豚肉には疲労回復に効果のあるビタミンB1が含まれているので、夏バテ対策としてもうってつけ。柔らかいバラ肉を食べて、夏を乗り切るためのスタミナをつけましょう。

■ 【豚のこってり角煮】

オレンジマーマレードの隠し味をきかせた豚の角煮です。さめて余分な脂が出たころがちょうど食べごろ。

■ 【さっぱり豆乳角煮】

しんなりするまで煮込んだ野菜といっしょにさっぱりと食べられる一品。春菊の香りも食欲をそそります。

■ 【黒酢豚角煮】

黒酢の深いコクとまろやかな酸みをいかした角煮です。全体に火が通るように落としぶたをするのがポイント。

■ 【夏の豚角煮】

夏にぴったりなとうがんを使った、汁ごといただける角煮料理。トマトのやさしい酸みが癖になります。

ジューシーでやわらかい豚の角煮はご飯や麺とも相性抜群で、おつまみにもぴったりですよ。