6日、フジテレビ「ユアタイム」では、8夜連続放送企画「プロ野球選手が選ぶNo.1は!?」を放送。3回目となる今回は、プロ野球選手100名が選ぶ「走塁部門」の結果を発表した。

4位:山田哲人(ヤクルト)
今季は30盗塁を決め、2年連続となるセ・リーグ盗塁王に輝いた山田が10票で4位に。今季の盗塁成功率は、93.8%という驚異的な数字を残しており、広島・鈴木誠也は「絶対走るよなって」といい、阪神・岩貞祐太も「一番警戒した選手」と語っている。

2位:糸井嘉男(オリックス)
35歳の最年長盗塁王に輝き、FAで阪神への移籍が決まった糸井嘉男が16票で2位。ソフトバンク・武田翔太や元チームメイトの金子千尋らは「あの年齢で」と口を揃えて驚く一方、セ・リーグの盗塁王、山田は「僕からして50個以上は絶対走れないです。1試合で1本走るだけでも相当しんどい」といい、今季53個の盗塁を積み上げた鉄人・糸井を称えた。

2位:鈴木尚広(巨人)
今季をもって引退した「代走のスペシャリスト」鈴木が16票で同じく2位。実に9票が巨人選手からの投票だったという。巨人・坂本勇人は「年をとるたびに進化する」と評し、エース・菅野智之も「走るって分かっている中であれだけの盗塁成功率を持っている」と絶賛。村田修一は「僕の代走で出た時は、僕もホッとします」と本音を漏らした。

1位:西川遥輝(日本ハム)
セ、パ両リーグの盗塁王を抑えて1位に輝いたのは22票を集めた西川だった。ロッテ・鈴木大地は「速い」、楽天・美馬学も「足がとにかく速い」とシンプルに絶賛。そんな石川の凄みはベースランニングにあり、西武・浅村栄斗は「ちょっと間を抜けたら3塁打になる。足が速い選手はいっぱいいますけど、うまい+速い」と表現している。