阪神・金本知憲監督、就任1年目は「試合するのが怖かった」
4日、NHK「サンデースポーツ」では、「大反省会」と題し、阪神タイガース・金本知憲監督に、野球解説者・下柳剛氏が行ったインタビューの模様を放送した。
金本監督の就任1年目は4位という結果に。さっそく下柳氏が「超変革は何%くらい変わった?」と切り出すと、金本監督は「正直変わってきたという実感はない」とキッパリ。「一番変えたかったのはチームの雰囲気。戦う姿勢とか諦めない姿勢、明るさ、厳しさ。何となく試合を消化する雰囲気があった。負けてる時はそういう風に見えてしまうもんなんですけど、そこをなんとか意識改革していこうとやったんですけど10%〜20%くらい」と続けた。
そんな反省会は、チームのキーマンと言われながらも打率.236と不振に終わった鳥谷敬の話題から。「(本人が不振ではチームを)引っ張っていきにくいですよね。先頭きって声出していくとかやりにくい。影響力ありますから。“鳥さんが打てなくて悩んでいるのにワーワーやりにくい”って絶対ある」と振り返った金本監督。その一方、チーム変革のため、高山俊や江越大賀ら若い選手を積極的に起用したが、「考えることが多すぎて試合するのが怖かった」と本音も。
さらに「若い選手は経験ないですから状況判断がまずできない。何をしでかすか分からない」と不安を吐露するや、下柳氏は「かねもっちゃんにしても怖くなった?」と驚いた様子。金本監督も「フライが捕れないチームってうちくらい。フライが上がるたびにハラハラ」などと冗談交じりに言葉を続けた。
その上で「誰をどう使えば勝てるんだ、何を言えばミスがなくなるんだろう」とシーズン中の葛藤を明かした金本監督。「イライラして寝れん日とか出てきた?」と訊かれると、「腹が立って目が覚める」と言い、その矛先は自身の采配に対する苛立ちもあり「お先真っ暗」と自虐的に語ったが、「収穫は若手が経験を積んだこと」という我慢の一年は来季の光明でもある。
インタビューの最後、金本監督は「1年でもはやく。戦う姿勢、雰囲気、空気感が変わったなって(言われるように)」と意気込んでみせた。
金本監督の就任1年目は4位という結果に。さっそく下柳氏が「超変革は何%くらい変わった?」と切り出すと、金本監督は「正直変わってきたという実感はない」とキッパリ。「一番変えたかったのはチームの雰囲気。戦う姿勢とか諦めない姿勢、明るさ、厳しさ。何となく試合を消化する雰囲気があった。負けてる時はそういう風に見えてしまうもんなんですけど、そこをなんとか意識改革していこうとやったんですけど10%〜20%くらい」と続けた。
さらに「若い選手は経験ないですから状況判断がまずできない。何をしでかすか分からない」と不安を吐露するや、下柳氏は「かねもっちゃんにしても怖くなった?」と驚いた様子。金本監督も「フライが捕れないチームってうちくらい。フライが上がるたびにハラハラ」などと冗談交じりに言葉を続けた。
その上で「誰をどう使えば勝てるんだ、何を言えばミスがなくなるんだろう」とシーズン中の葛藤を明かした金本監督。「イライラして寝れん日とか出てきた?」と訊かれると、「腹が立って目が覚める」と言い、その矛先は自身の采配に対する苛立ちもあり「お先真っ暗」と自虐的に語ったが、「収穫は若手が経験を積んだこと」という我慢の一年は来季の光明でもある。
インタビューの最後、金本監督は「1年でもはやく。戦う姿勢、雰囲気、空気感が変わったなって(言われるように)」と意気込んでみせた。